近所の柴田さんから、「たまには陽に当たりなさい!」というお電話をいただきました。太陽がほぼ真上で、屋根が邪魔で写真が撮りにくいので、アパートの外まで出ての、太陽撮影となりました。太陽の周りに虹のようなものが見えるとの柴田さん情報だったのですが、一階に行っている間に、ほとんど虹のような虹彩ははっきりと見れませんでした。
ブログのネタになればとの柴田さんの情報に感謝します。久しぶりに太陽を観ていたので、今もまだ目がおかしいです。ただでさえ細い目がもっと細くなりそうです。
かって、僕が観たブロッケン現象はハワイのマウイ島のハレアカラ山の山頂で夜明けか夕陽を見ると幸せになるというので、夕陽見物の時に観たのが最初で最後でした。ハレアカラ山の山頂は雲の上にあって、雲が生まれるところも観ることができました。山頂付近は寒くて、たぶん昼間はビーチで短パンにTシャツ、ビーサン姿で過ごした他の観光客さんたちが震えていて、夕陽鑑賞の途中で帰って行くのが面白かったです。
日暮れのまだ日が明るい時、薄い雲越しに太陽が輝いて、虹色の虹彩、光輪といった方がいい輪っかが二重にかかって、美しかったです。いわゆるダブルレインボウというやつで、おめでたい風景だと、そこに案内してくれた現地住まいの人が教えてくれました。
関係ありませんが、ハレアカラの山頂からの眺めは360度見渡せますし、日が暮れても美しかったです。上空は満天の星で、雲の海の下にはマウイ島の街の電灯も島の輪郭を縁取るような星の川ように見えて、なかなかの絶景でした。僕の一生のうちのベストビューのうちのベスト10に入る絶景でした。
また、今度、光の虹彩を探してみましょう。
子どもの時、太陽を観ようとしてくしゃみをしたり、自分の影がなぜかついてくるのかが不思議で、いろいろ体を動かしたことを思い出しました。
こどものときは、こういうことが全て遊びでした。
そして体を動かして、影が動くことが本当に不思議で面白かったようで、僕は何週間もその遊びをしていて、なんとか影より速く動こうとトライしていた自分を思い出しました。
今考えれば、そういうことがバカらしく思いますが、当時は自分で発明した真剣な遊びでした。
今は何でもかんでもすぐググってしまう自分がいて、何かが分かっても何の感動もありません。
子どものころ、あの自分で発明した遊びこそが僕の好奇心を醸成するものだったように思います。
太陽を観て、そんなことを思い出せてうれしかったです。
柴田さんありがとう。
たまに太陽を眺めてみるのもいいもんです。
今、午後3時50分過ぎのFBSの「めんたいワイド」の天気予報で、この太陽に輪っかがかかる現象を「日暈(ひがさ、にちうん、ハロ)」というらしいです。ブロッケン現象ではないらしいです。
間違っていました。
失礼しました、ごめんなさい。