しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

今宿商工まつりポスター制作中。

2013年01月27日 20時45分43秒 | 愛し糸島プロジェクト関係

今、「今宿商工まつり」のポスターをデザインしている。

この「今宿商工まつり」は今年で22回目を迎える。昨年までの開催が1月最終日曜日に行なわれていた。昨年までのまつりの反省として、お客さんが長時間会場に居にくい一番寒い時期になぜ開催するのかとか、商工協の組合員の会場設定や準備やかたずけに早朝から夕方まで時間が取られて困るとか、出店を出されている組合員の方たちの中には、売り上げが上らないのは、店を閉めて出店しているのだから負担が大きいなど、問題点や不満があげられた。もう祭り自体を休止しようという話まで出てきた。

町で行なわれているいろんな行事がある。何十年も続いているものも多い。たいてい一体その行事が何のために開催されているのかという目的と、催事後その目的が達成されていたかどうかを検証されないまま毎年繰り返しているケースがよくある。

今宿商工まつりは去年の負担が大きかった性か、中止になりそうになった。昨年4月に今宿商工協同組合の役員が変わった。神役員で商工協が誕生した目的や原点を話し合われたようだ。今宿を発展させる、盛り上げる、活性化させることが目的と聴きました。

さて、僕がポスターを作るに当たって、この今宿商工協の青年部の方たちと話し合いをさせていただきました。青年部の方たちは、自分たちの店や企業が経済的に発展させたいという目的が強いが、それだけを追求していると今宿という地区自体がさびれ、いずれ子や孫がこの今宿を出て行き、自分の店や企業も廃れていくという危機感をお持ちでした。

僕が聞いた、コミュニティビジネスセミナーでの長阿彌先生の「幸せになるということは仲良くなること」というのが少し何人かの青年部の人に伝わったみたいで、僕が「今宿商工まつり」をのコンセプトを「今宿の人を仲良くするまつり」にしましょうと言うと、認めていただきました。

 今宿を仲良くしようという他のイベントが去年行なわれていたのでご紹介します。それは去年11月28日に開催された「今宿地区の読売新聞購読者VS西日本新聞購読者のボーリング大会」です。今宿商工協のメンバーである読売新聞センター今宿・周船寺・志摩の所長の篠原清隆さんと西日本新聞エリアセンター今宿の所長上村経裕さんが、今宿を盛り上げようと企画して行なわれたボーリング大会です。

おそらく、新聞の配達販売という業種が、地元の人口や企業の数が増加しないと新聞の購読者数が増えないということもあるのですが、企業として地元今宿の人に何か貢献したいという思いからの行動だったと思います。

このボーリング大会のことは、当然、2つの新聞社本社でもどう評価していいのか分からないという状態みたいです。ライバル同士の新聞社が同じイベントを開催するなんてことは、前代未聞のことらしいので。

このボーリング大会が開催された会場も昨年今宿商工協の組合に加入したスポルト福岡さんでした。昨年11月ころ、そうつい店いっちゃっ店の取材した折、スポルト福岡の支配人でプロボーラーの宮崎大輔さんが「スポルト福岡は糸島半島に唯一存在するボーリング場で、糸島の市民のボーリング大会などがずっと開催され続けています。しかし、地元今宿や福岡市西区の周船寺や今津や西浦の大会は開催されていない。ボーリングは子どもから老人まで楽しめるスポーツなので、なんとか、今宿や西区の大会が開催できたらいい。」と語っていらっしゃいました。

今宿のこのボーリング大会をはじめとして、今宿が一つになり、糸島の西区が仲良くなるよう発展して行ったらいいと思います。

 

今宿商工協の青年部の方たちは、とにかく止らず知恵を出して前に進もうと、まつりは中止せず、規模が小さくなってもとにかく、やってみようということになりました。

今回会場が二宮神社になりました。出店の数は二宮神社の規約で出店が開けるスペースが狭くなり、出店数は減ります。出店のテントは出店するお店に用意してもらうことに。公民館がそのままステージに使えるのでステージを組み上げるお金や手間が減ります。そのかわり藤棚の下に椅子とテーブルを並べ、イートインスペースや腰掛けておしゃべりしたり、お年寄りが座ったままステージが見ることができます。

ステージの出し物も、九大生のアカペラグループの方に来ていただいて、九大生と友達になろうという動きや、今宿に人をもっと健康にしようという目的で、ミニボーリングやノルディックウォーキングを体験してもらうワークショップも開きます。もちろん、子どもたちの和太鼓、ダンス、ソーラン踊りもあります。

なにより、誰かさんと友達になってもらうこと、おしゃべりできる環境をつくることを考えています。さらに未来には、今宿のことをいろいろ話し合う環境を作り出す起点になればと思っています。

今宿をもっと歩こうというのがコンセプトで「今宿そうつい店いっちゃっ店」というリーフレットを作って3年目の今宿商工協です。

ということで「今宿を仲良くするまつり」今宿商工まつり、来る3月3日二宮神社の敷地と同敷地内の松原公民館で開催予定です。

3月3日、久しぶりに今宿を散歩してみませんか?そして、海岸の遊歩道を散歩がてら、二宮神社にお立ち寄りいただけるとありがたいです。微力ですが皆様のお越しをお待ちいたしております。

ポスターができたら、またブログにアップいたします。