2/20のニュースより
三菱商事がカナダでシェールガスの採掘権を得て掘り始めるというニュースだった。
聴きなれない「シェールガス」という名の地下資源のガスはアメリカで「シェールガス革命」という名前ができたほどのいいエネルギー資源のように脚光をあびたらしい。しかし欧州の学者によって温暖化防止の点であまりいいガスではないという評価も表明されている。しかしアメリか寄りの日本は原発事故の影響で、新しい発電用資源として期待がかけられているのだと思う。
円高を利用して、資源確保をしようとしているのだろうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%B9
日本の国単位の政策でエネルギーを確保することは大切だが、リアルな日本の未来ビジョンが無い状況でやみくもに資源を買いあさることは無いと思うが、中東の石油輸入先の政治的不安や輸送路の不安定性を考えると、戦略を持って迅速なエネルギー確保が必要となっていることは事実だ。
風力や太陽光、潮流などの自然エネルギーによる発電にもっとお金と人を集中して、発電量のアップと蓄電技術の革命的進歩を期すべきだ。そして、新しいエネルギー会社が生まれることが求められると思う。
何より、多くの若者が自分の会社を作ることを目標にするような教育が日本にないことを変えなきゃと思う。かっこいい若い成功した社長が少ないこと、そういう若い社長の活躍を応援するより、喜ばない金持ち老人が多いこともダメだ。
スティーブジョブスの「脅威のイノベーション」という本に書いてあったが、ここ5年間で雇用者数を増やしているのは既存の大企業ではなく、5年以内に創業した新しい会社なんだそうです。
国が栄えるかどうかは、若い人がどんどん会社を作って失敗しながら成長して、雇用を生み出していけるかどうかにかかっているのだと思う。
糸島のエネルギーの学術的種は、太陽光、風力、潮流、水力、地熱、水素と数はあるが、事業化する人たちが見当たらない。若い事業家に目をつけてコンタクトを取り、呼び込む活動が必要だ。食糧を加工・保存するプラントを作るためにも外部事情で料金がすぐ上る電力会社でなく、発電に放射性廃棄物を出さない、自分たちで自由に動かせるエネルギー会社が必要だ。