伊藤ファミリーBLOG

「緑のgoo!」のテンプレートに変えてみました!
(注:コメントスパム・TBスパムは予告なく削除させていただきます)

【COGHCC聖書通読】 2019/08/20

2019-08-20 07:55:16 | 一日一章・聖書通読日記
出エジプト記 18:1-5

さて、モーセのしゅうと、ミデアンの祭司エテロは、神がモーセと、み民イスラエルとにされたすべての事、主がイスラエルをエジプトから導き出されたことを聞いた。 それでモーセのしゅうと、エテロは、さきに送り返されていたモーセの妻チッポラと、 そのふたりの子とを連れてきた。そのひとりの名はゲルショムといった。モーセが、「わたしは外国で寄留者となっている」と言ったからである。 ほかのひとりの名はエリエゼルといった。「わたしの父の神はわたしの助けであって、パロのつるぎからわたしを救われた」と言ったからである。 こうしてモーセのしゅうと、エテロは、モーセの妻子を伴って、荒野に行き、神の山に宿営しているモーセの所にきた。

かつてモーセがエジプト王の追っ手から逃れて身を寄せたしゅうとに当たるミデアン人の祭司エテロは、神がイスラエルの民をエジプトから脱出させされたとの知らせを聞いて、先に里帰りしていたモーセの妻子を連れて神の山ホレブの前に宿営しているモーセの元にきました。モーセの子でありエテロの孫にあたる子の名は、モーセが異国の地に寄留していたこと、神が助けてエジプトの支配から解放してくださることを記念する名前でした。私たちの名前にも、両親の想いや信仰が反映されています。名前を呼ぶ毎に神の恵みと憐れみを思い起こすことができるならば素晴らしいことです。

https://www.bible.com/bible/81/exo.18.1-5.ja1955

*****

出エジプト記 18:6-12

その時、ある人がモーセに言った、「ごらんなさい。あなたのしゅうと、エテロは、あなたの妻とそのふたりの子を連れて、あなたの所にこられます」。 そこでモーセはしゅうとを出迎えて、身をかがめ、彼に口づけして、互に安否を問い、共に天幕にはいった。 そしてモーセは、主がイスラエルのために、パロとエジプトびととにされたすべての事、道で出会ったすべての苦しみ、また主が彼らを救われたことを、しゅうとに物語ったので、 エテロは主がイスラエルをエジプトびとの手から救い出して、もろもろの恵みを賜わったことを喜んだ。 そしてエテロは言った、「主はほむべきかな。主はあなたがたをエジプトびとの手と、パロの手から救い出し、民をエジプトびとの手の下から救い出された。 今こそわたしは知った。実に彼らはイスラエルびとにむかって高慢にふるまったが、主はあらゆる神々にまさって大いにいますことを」。 そしてモーセのしゅうとエテロは燔祭と犠牲を神に供え、アロンとイスラエルの長老たちもみなきて、モーセのしゅうとと共に神の前で食事をした。

モーセの下に来た神の祭司エテロは、神が数々の奇跡をもってイスラエルの民をエジプトの支配から救い出してくださったことを、モーセの口を通して聞いて喜び、神に向かって感謝を捧げ、主の偉大なる御名をほめたたえました。そして祭司の務めとして神に燔祭と犠牲を備え、アロンとイスラエルの長老たちと共に神の御前で会食を行いました。主を喜ぶことは私たちの力となります。また神の成し遂げられた奇跡や御業を語ることは、感謝と礼拝をもって私たちを神に近付かせ、親しき交わりの中に加えさせてくださいます。

https://www.bible.com/bible/81/exo.18.6-12.ja1955

*****

出エジプト記 18:13-20

あくる日モーセは座して民をさばいたが、民は朝から晩まで、モーセのまわりに立っていた。 モーセのしゅうとは、彼がすべて民にしていることを見て、言った、「あなたが民にしているこのことはなんですか。あなたひとりが座し、民はみな朝から晩まで、あなたのまわりに立っているのはなぜですか」。 モーセはしゅうとに言った、「民が神に伺おうとして、わたしの所に来るからです。 彼らは事があれば、わたしの所にきます。わたしは相互の間をさばいて、神の定めと判決を知らせるのです」。 モーセのしゅうとは彼に言った、「あなたのしていることは良くない。 あなたも、あなたと一緒にいるこの民も、必ず疲れ果てるであろう。このことはあなたに重過ぎるから、ひとりですることができない。 今わたしの言うことを聞きなさい。わたしはあなたに助言する。どうか神があなたと共にいますように。あなたは民のために神の前にいて、事件を神に述べなさい。 あなたは彼らに定めと判決を教え、彼らの歩むべき道と、なすべき事を彼らに知らせなさい。」

いと高き神の祭司である舅のエテロとの再会を喜んだのも束の間、翌日モーセは朝から晩まで、イスラエルの民から寄せられる苦情や訴えに対して神の御心を伺い、仲裁する働きをしていました。その様子を見ていた舅のエテロは、このままではモーセもイスラエルの民も疲弊してしまうと案じ、モーセにしかできない働き、すなわち神と直接対話し、御心を伺い、民に教える働きに専念するようにと適切な助言を与えました。神の働きは尊いものですが、何でもかんでも自分一人で完結しようと、孤軍奮闘するだけでは十分に機能しません。自分のなすべき分を知ることも、正しい信仰を保つ上で私たちに必要なことです。

https://www.bible.com/bible/81/exo.18.13-20.ja1955

*****

出エジプト記 18:21-27

「また、すべての民のうちから、有能な人で、神を恐れ、誠実で不義の利を憎む人を選び、それを民の上に立てて、千人の長、百人の長、五十人の長、十人の長としなさい。 平素は彼らに民をさばかせ、大事件はすべてあなたの所に持ってこさせ、小事件はすべて彼らにさばかせなさい。こうしてあなたを身軽にし、あなたと共に彼らに、荷を負わせなさい。 あなたが、もしこの事を行い、神もまたあなたに命じられるならば、あなたは耐えることができ、この民もまた、みな安んじてその所に帰ることができよう」。 モーセはしゅうとの言葉に従い、すべて言われたようにした。 すなわち、モーセはすべてのイスラエルのうちから有能な人を選んで、民の上に長として立て、千人の長、百人の長、五十人の長、十人の長とした。 平素は彼らが民をさばき、むずかしい事件はモーセに持ってきたが、小さい事件はすべて彼らみずからさばいた。 こうしてモーセはしゅうとを送り返したので、その国に帰って行った。

さらにエテロは、民の中から神を恐れ、聖日で潔白な知恵に満ちた有能な人々を選出し、それぞれの能力に応じて民を裁かせるようにとモーセに助言しました。モーセはエテロの忠告に聞き従い、民の訴えを判断し処理する長を置いて、分業体制を敷きました。これは新約の時代にも、12弟子と7人の執事が選出されたように、今日の教会にも受け継がれている協業体制の原型です。神の御心に適うものであるならば、この世の知恵もきよめて用いることで、多くの人々の間の調和を保つことができます。同時に、人は一人で生きているのではなく、すべての人がその分に応じて協力し合い、一致することこそ、神の願っておられる人間社会のあり方です。

https://www.bible.com/bible/81/exo.18.21-27.ja1955
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【今日の聖句】 2019/08/20

2019-08-20 05:40:55 | 今日の聖句
マタイによる福音書 6:7-8 新共同訳

「また、あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。 彼らのまねをしてはならない。あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。」

天にいます父なる神は全知全能なるお方ですから、私たちの必要も、心の願いも、祈る前からすべてご存じです。言葉数は少なくとも、神は必ず祈りに答えてくださるとの強い確信をもって、あきらめることなく、神の最善を祈り続ける私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/mat.6.7-8.新共同訳
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする