伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2019/08/01

2019-08-01 07:55:01 | 一日一章・聖書通読日記
創世記 49:1-7

ヤコブはその子らを呼んで言った、「集まりなさい。後の日に、あなたがたの上に起ることを、告げましょう、 ヤコブの子らよ、集まって聞け。父イスラエルのことばを聞け。 ルベンよ、あなたはわが長子、わが勢い、わが力のはじめ、威光のすぐれた者、権力のすぐれた者。 しかし、沸き立つ水のようだから、もはや、すぐれた者ではあり得ない。あなたは父の床に上って汚した。ああ、あなたはわが寝床に上った。 シメオンとレビとは兄弟。彼らのつるぎは暴虐の武器。 わが魂よ、彼らの会議に臨むな。わが栄えよ、彼らのつどいに連なるな。彼らは怒りに任せて人を殺し、ほしいままに雄牛の足の筋を切った。 彼らの怒りは、激しいゆえにのろわれ、彼らの憤りは、はなはだしいゆえにのろわれる。わたしは彼らをヤコブのうちに分け、イスラエルのうちに散らそう。

死期を悟ったヤコブは最期に、子孫の将来のために祈りを捧げるために12人の息子を全員呼び寄せました。この世での人生は、周囲の人々に神の御心を告げ、最期の最期まで祝福を祈る役割があります。ヤコブの祈りはレアの子から始まりましたが、長子ルベン、次男シメオン、三男のレビまでは、あまり良い言葉は語られていません。それはそれは彼らが罪の生き方を送ってきたからです。ルベンはヤコブの側女ビルハと姦淫を犯し、シメオンとレビは妹デナのことでカナン人を虐殺しました。父が信仰深い人であったとしても、必ずしも子が信仰を守ることができない現実があります。そのような者に対する神の取り扱いは厳格です。ヤコブの預言の通り、ルベンは長子であるにもかかわらずイスラエルのリーダー的存在とはなれず、シメオン族とユダ族はイスラエル12部族の間に散らされて行きました。しかしユダの義のために憤る性格は、後に祭司職として用いられます。私たちの人生、すべてのことを神は見ておられ、報いられることを忘れてはなりません。

https://www.bible.com/bible/81/gen.49.1-7.ja1955

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創世記 49:8-12

ユダよ、兄弟たちはあなたをほめる。あなたの手は敵のくびを押え、父の子らはあなたの前に身をかがめるであろう。 ユダは、ししの子。わが子よ、あなたは獲物をもって上って来る。彼は雄じしのようにうずくまり、雌じしのように身を伏せる。だれがこれを起すことができよう。 つえはユダを離れず、立法者のつえはその足の間を離れることなく、シロの来る時までに及ぶであろう。もろもろの民は彼に従う。 彼はそのろばの子をぶどうの木につなぎ、その雌ろばの子を良きぶどうの木につなぐ。彼はその衣服をぶどう酒で洗い、その着物をぶどうの汁で洗うであろう。 その目はぶどう酒によって赤く、その歯は乳によって白い。

レアが最初に生んだ4人の子の中で、ユダだけは特別です。ユダも3人の兄と同様、決して褒められた人生を送ってきたわけではありません。無慈悲にも弟ヨセフをエジプトに売り渡し、勝手に兄弟たちから離れてカナンの地の妻をめとったり、子の妻と姦淫を犯したり、ともすると3人の兄よりも罪深い人生を送ってきました。しかしユダには、最後の最後で大逆転劇がありました。それはベニヤミンを手放そうとしなかった父ヤコブに、彼の身代わりとなって償う約束をしたことです。罪を犯しても赦された経験が、彼に徹底的な改心をもたらしたのです。この行動はキリストの十字架の雛形となり、ユダは獅子と賞賛され、民を支配する者、すなわち王家となると約束されました。たとい罪を犯しても徹底的に悔い改め、人のために自らの犠牲を厭わない信仰こそ、神に喜ばれる、永遠の祝福を受け継ぐ秘訣です。

https://www.bible.com/bible/81/gen.49.8-12.ja1955

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創世記 49:13-21

ゼブルンは海べに住み、舟の泊まる港となって、その境はシドンに及ぶであろう。 イッサカルはたくましいろば、彼は羊のおりの間に伏している。 彼は定住の地を見て良しとし、その国を見て楽しとした。彼はその肩を下げてにない、奴隷となって追い使われる。 ダンはおのれの民をさばくであろう、イスラエルのほかの部族のように。 ダンは道のかたわらのへび、道のほとりのまむし。馬のかかとをかんで、乗る者をうしろに落すであろう。 主よ、わたしはあなたの救を待ち望む。 ガドには略奪者が迫る。しかし彼はかえって敵のかかとに迫るであろう。 アセルはその食物がゆたかで、王の美味をいだすであろう。 ナフタリは放たれた雌じか、彼は美しい子じかを生むであろう。

ゼブルンからナフタリまでは、それぞれ短く預言されていますが、上3人の兄と異なり祝福の言葉が述べられています。彼らの子孫からは後に名を残すような人物はさほど輩出しませんでしたが、イスラエル民族全体の祝福を支える人々となりました。たとい有名にならなくとも、神は決して忘れたり見放したりするようなお方ではなく、それぞれの分に応じて適切な祝福を賜ります。

https://www.bible.com/bible/81/gen.49.13-21.ja1955

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創世記 49:22-28

ヨセフは実を結ぶ若木、泉のほとりの実を結ぶ若木。その枝は、かきねを越えるであろう。 射る者は彼を激しく攻め、彼を射、彼をいたく悩ました。 しかし彼の弓はなお強く、彼の腕は素早い。これはヤコブの全能者の手により、イスラエルの岩なる牧者の名により、 あなたを助ける父の神により、また上なる天の祝福、下に横たわる淵の祝福、乳ぶさと胎の祝福をもって、あなたを恵まれる全能者による。 あなたの父の祝福は永遠の山の祝福にまさり、永久の丘の賜物にまさる。これらの祝福はヨセフのかしらに帰し、その兄弟たちの君たる者の頭の頂に帰する。 ベニヤミンはかき裂くおおかみ、朝にその獲物を食らい、夕にその分捕物を分けるであろう」。 すべてこれらはイスラエルの十二の部族である。そしてこれは彼らの父が彼らに語り、彼らを祝福したもので、彼は祝福すべきところに従って、彼らおのおのを祝福した。

最後にヤコブは最愛の妻ラケルが生んだ二人の子を祝福しました。ヨセフに関しては、ここ一週間ほどの通読でよく学びましたから、言うまでもないでしょう。末子ベニヤミンは、兄弟たちの中で決して目立つような存在ではありませんでしたが、イスラエル初代の王サウルが生まれ、またイエス・キリストの福音を全世界に広めた立役者パウロを輩出します。こうしてヤコブはすべての子、イスラエル12部族の族長を、その祝福すべきところに応じて祝福しました。私たちの祈りは、神の御心を越えて自らの願望を祈るものではありません。

https://www.bible.com/bible/81/gen.49.22-28.ja1955

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創世記 49:29-33

彼はまた彼らに命じて言った、「わたしはわが民に加えられようとしている。あなたがたはヘテびとエフロンの畑にあるほら穴に、わたしの先祖たちと共にわたしを葬ってください。 そのほら穴はカナンの地のマムレの東にあるマクペラの畑にあり、アブラハムがヘテびとエフロンから畑と共に買い取り、所有の墓地としたもので、 そこにアブラハムと妻サラとが葬られ、イサクと妻リベカもそこに葬られたが、わたしはまたそこにレアを葬った。 あの畑とその中にあるほら穴とはヘテの人々から買ったものです」。 こうしてヤコブは子らに命じ終って、足を床におさめ、息絶えて、その民に加えられた。

死が目前に迫っていたヤコブは最後に、自分の亡骸はエジプトの地にではなく、カナンの地にある、祖父アブラハムと祖母サラ、父イサクと母リベカが葬られ、妻レアを自ら葬った、マムレの東にあるマクペラの畑にある洞穴の墓に葬るようにと、息子たちに命じました。今は飢饉のため遠くエジプトの地にあっても、ヤコブの心は常に神の約束の地カナンにありました。私たちもまたこの世に住んでいながらも、天の御国に国籍を持つ神の民であるとのアイデンティティーを堅く保ち、常に心を神に向け続けることが、神の祝福を受け継ぐ秘訣です。

https://www.bible.com/bible/81/gen.49.29-33.ja1955
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【今日の聖句】 2019/08/01

2019-08-01 06:35:04 | 今日の聖句
サムエル記上 2:2 新共同訳

聖なる方は主のみ。あなたと並ぶ者はだれもいない。岩と頼むのはわたしたちの神のみ。

神の絶対的なきよさは不可侵で、その確かなこと堅き巌の如き唯一のお方です。唯一無二の主権者であられる主をわが神とし、その御手の内にある永遠の平安に満たされる私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/1sa.2.2.新共同訳
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