伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2017/05/13

2017-05-13 09:30:12 | 一日一章・聖書通読日記
ヨブ記 2:1-3
『ある日、また神の子たちが来て、主の前に立った。サタンもまたその中に来て、主の前に立った。 主はサタンに言われた、「あなたはどこから来たか」。サタンは主に答えて言った、「地を行きめぐり、あちらこちら歩いてきました」。 主はサタンに言われた、「あなたは、わたしのしもべヨブのように全く、かつ正しく、神を恐れ、悪に遠ざかる者の世にないことを気づいたか。あなたは、わたしを勧めて、ゆえなく彼を滅ぼそうとしたが、彼はなお堅く保って、おのれを全うした」。』

場面は再び1節と同じように神様とサタンが同席する天の御座に移ります。神様の御許しを得たサタンにより故なく祝福を奪われたヨブでしたが、この突然の試練をも神様に対して不平不満を抱くことなく、むしろ全き信頼と信仰を以て受け入れたことを、神様は誇らしげに褒めました。

私たちが主に全幅の信頼を寄せて聞き従うとき、神様は私たちをヨブのように高く賞賛してくださいます。神様の目に私たちはどのように映っているかを常に意識し、些細なことに不平不満を口にして罪を犯すことなく、神様のお褒めに与るまことの信仰者とならせていただきたいと願います。

http://bible.com/81/job.2.1-3.ja1955

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ヨブ記 2:4-7
『サタンは主に答えて言った、「皮には皮をもってします。人は自分の命のために、その持っているすべての物をも与えます。 しかしいま、あなたの手を伸べて、彼の骨と肉とを撃ってごらんなさい。彼は必ずあなたの顔に向かって、あなたをのろうでしょう」。 主はサタンに言われた、「見よ、彼はあなたの手にある。ただ彼の命を助けよ」。 サタンは主の前から出て行って、ヨブを撃ち、その足の裏から頭の頂まで、いやな腫物をもって彼を悩ました。』

神様のヨブに対する自慢話を聞かされたサタンは、ヨブに嫉妬し、また自分の失敗を認めようとせず、ヨブはまだ自身の健康が守られているからだと言い訳をして、もしヨブの健康が損なわれれば神様を呪うはずだと、更に神様を挑発しました。神様はサタンの再度の挑戦を受け、ヨブのいのちを奪うことさえしなければ健康を損ねてもよいと許可されました。するとさっそくサタンはヨブの身体を撃ち、全身に広がる悪性の腫れ物をもってヨブを悩ましました。

サタンの特徴は①人の幸福を喜ばず嫉妬すること、②自分の非を認めないこと、③言い訳をすることです。これらの悪しき感情を抱くとき、私たちの心にサタンが働きかけて付け入る隙をうかがっている証拠ですから注意が必要です。サタンの挑発に負けないための秘訣は①いつも喜び感謝すること、②罪を認めて直ちに悔い改めること、③我を張らず常に謙虚で誠実な心を保つことです。

http://bible.com/81/job.2.4-7.ja1955

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ヨブ記 2:8-10
『ヨブは陶器の破片を取り、それで自分の身をかき、灰の中にすわった。 時にその妻は彼に言った、「あなたはなおも堅く保って、自分を全うするのですか。神をのろって死になさい」。 しかしヨブは彼女に言った、「あなたの語ることは愚かな女の語るのと同じだ。われわれは神から幸をうけるのだから、災をも、うけるべきではないか」。すべてこの事においてヨブはそのくちびるをもって罪を犯さなかった。』

すべての財産と子どもたちを奪われただけでなく、追い打ちを掛けるように全身悪性の腫れ物に冒され、不幸のどん底に落とされたヨブは、灰の中に座り、ただ痒みをじっと耐え忍ぶしかありませんでした。ヨブを襲った悪性の腫れ物は、聖書によく出てくる重い皮膚病(ツァラアト)の特徴とよく似ています。もしそうであれば、これは当時の考え方では罪を犯した者、神様に呪われた者がかかる病気とみなされていましたから、ヨブの妻が語ったひどい言葉も理解できなくはありません。

しかしヨブは、妻から浴びせかけられた心ない言葉、神様から心を離れさせようと促すサタンのささやきにも屈することなく、試練や不幸も神様から与えられるものとして受け入れるべきだと答え、神様に対する信頼と服従は揺らぐことはありませんでした。たとい最愛の家族から見放されても、神様だけは私たちのことを決して見捨てることはなさいません。

試練を単なる不幸と思うのは、俗世的な考え方に染まっている証拠です。ヨブの妻のように、この世の幸せと繁栄ばかり追い求めて神様を単なる祝福の引き出しと思い違いすることなく、試練の中に秘められた神様の深い御心と摂理を感じ取り、信頼と忍耐を学ぶ私たちでありますように。

http://bible.com/81/job.2.8-10.ja1955

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ヨブ記 2:11-13
「時に、ヨブの三人の友がこのすべての災のヨブに臨んだのを聞いて、めいめい自分の所から尋ねて来た。すなわちテマンびとエリパズ、シュヒびとビルダデ、ナアマびとゾパルである。彼らはヨブをいたわり、慰めようとして、たがいに約束してきたのである。 彼らは目をあげて遠方から見たが、彼のヨブであることを認めがたいほどであったので、声をあげて泣き、めいめい自分の上着を裂き、天に向かって、ちりをうちあげ、自分たちの頭の上にまき散らした。 こうして七日七夜、彼と共に地に座していて、ひと言も彼に話しかける者がなかった。彼の苦しみの非常に大きいのを見たからである。」

突然の災いが重なってすべてを失い、更に病にまで襲われたヨブのことを聞いた3人の友人たちは、ヨブを慰め、見舞うために連れだって訪ねてきました。しかし、かつての繁栄など微塵もなく変わり果てたヨブの姿を見た3人の友は、あまりの悲惨さに掛ける言葉も見つからないほどの衝撃を受け、声をあげて泣き、上着を裂いて悲嘆の意を表し、ヨブと同じように塵の中に座して、丸7日間ヨブの傍らに寄り添いました。

好調なときだけ近寄る者は、真の友ではありません。たとい掛ける言葉は見つからなくとも、泣く者と共に泣き、悲しみを共有して寄り添うことのできる友を持つことは、何よりの慰めと励ましとなります。喜びも悲しみも共に共有し合い、信仰によって互いに固く結ばれた真の友人関係を築く私たちでありますように。

http://bible.com/81/job.2.11-13.ja1955
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【今日の聖句】 2017/05/13

2017-05-13 06:45:20 | 今日の聖句
コリント人への第二の手紙 12:9
『ところが、主が言われた、「わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」。それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。』

神様の恵みは一人一人それぞれに応じて十分に注がれています。自分では欠点や弱さと思う点も、慢心を防ぎ、神様の力が働く恵みの起点として受け止め、不平不満を並べ立てることなく、喜んで受け入れる私たちでありますように。

http://bible.com/81/2co.12.9.ja1955
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