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【COGHCC聖書通読】 2016/12/28

2016-12-28 07:58:29 | 一日一章・聖書通読日記
列王紀上 11:1-3
『ソロモン王は多くの外国の女を愛した。すなわちパロの娘、モアブびと、アンモンびと、エドムびと、シドンびと、ヘテびとの女を愛した。 主はかつてこれらの国民について、イスラエルの人々に言われた、「あなたがたは彼らと交わってはならない。彼らもまたあなたがたと交わってはならない。彼らは必ずあなたがたの心を転じて彼らの神々に従わせるからである」。しかしソロモンは彼らを愛して離れなかった。 彼には王妃としての妻七百人、そばめ三百人があった。その妻たちが彼の心を転じたのである。』

神様は主の民イスラエルに、異教の民族との結婚を禁じました。それは女性に誘惑されて神様よりも女性を、そして偶像の神々を愛して主の怒りを引き起こし、神様から捨てられることのないようにと戒められたのです。しかしソロモンはこの神様の戒めに聞き従わず、1,000人もの女性を妻や側女として愛したために、彼女たちの言いなりになって堕落してしまいました。

神様から授かった人類最高の知恵を誇ったソロモンでさえ、異性の誘惑から逃れることはできませんでした。私たちは心して交際相手を選び、同じ神様を心から信じ、御言葉に聞き従う者同士との結婚を重んじなければなりません。

http://bible.com/81/1ki.11.1-3.ja1955

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列王紀上 11:4-8
「ソロモンが年老いた時、その妻たちが彼の心を転じて他の神々に従わせたので、彼の心は父ダビデの心のようには、その神、主に真実でなかった。 これはソロモンがシドンびとの女神アシタロテに従い、アンモンびとの神である憎むべき者ミルコムに従ったからである。 このようにソロモンは主の目の前に悪を行い、父ダビデのように全くは主に従わなかった。 そしてソロモンはモアブの神である憎むべき者ケモシのために、またアンモンの人々の神である憎むべき者モレクのためにエルサレムの東の山に高き所を築いた。 彼はまた外国のすべての妻たちのためにもそうしたので、彼女たちはその神々に香をたき、犠牲をささげた。」

人は必ず歳と共に衰えます。ソロモンもまた年老いて判断力が鈍ったのでしょうか、自分の愛した異教の女性たちに言われるままに、偶像を礼拝するために祭壇を築き、異教の神々に仕えるようになってしまいました。その理由を神様は「彼の心は父ダビデの心のようには主に真実でなかった」と結論づけています。

私たちの心は、主に真実を尽くしているでしょうか。若く力ある今だけでなく、年老いて衰えてからも主に真実で居続けられるでしょうか。私の祖母は、完全に認知症になって息子の顔も覚えていない状態になっても、祖父の記念会で牧師からお祈りをしてくださいと言われて、若いときのように神様に向かってお祈りの言葉がすらすらと出てきたことを、今でも忘れることができません。このような筋金入りの信仰を持つことができたら、なんとさいわいなことでしょうか。

http://bible.com/81/1ki.11.4-8.ja1955

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列王紀上 11:9-13
『このようにソロモンの心が転じて、イスラエルの神、主を離れたため、主は彼を怒られた。すなわち主がかつて二度彼に現れ、 この事について彼に、他の神々に従ってはならないと命じられたのに、彼は主の命じられたことを守らなかったからである。 それゆえ、主はソロモンに言われた、「これがあなたの本心であり、わたしが命じた契約と定めとを守らなかったので、わたしは必ずあなたから国を裂き離して、それをあなたの家来に与える。 しかしあなたの父ダビデのために、あなたの世にはそれをしないが、あなたの子の手からそれを裂き離す。 ただし、わたしは国をことごとくは裂き離さず、わたしのしもべダビデのために、またわたしが選んだエルサレムのために一つの部族をあなたの子に与えるであろう」。』

晩年のソロモンは、主が二度も戒められた信仰に基づく祝福の約束を守ることができなかったため、神様はついに怒りを発し、イスラエルの国を分断して家来に与えることを宣告しました。しかし神様は同時に、ダビデの全き信仰の故に、完全にはソロモンの家系を滅ぼすことはせず、主がその御名を置くと約束されたエルサレムのために一つの部族を残すとも告げられました。

神様は罪を罰せずにはおられないお方ですが、同時に、完全に希望を取り去ってしまうような無慈悲なお方ではありません。私たちに必要なことは、罪と過ちに気付いたならば直ちに悔い改めて主に立ち返り、再び祝福に入れていただく希望をつなぐことです。

http://bible.com/81/1ki.11.9-13.ja1955

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列王紀上 11:14, 23, 25-26
「こうして主はエドムびとハダデを起して、ソロモンの敵とされた。彼はエドムの王家の者であった。

神はまたエリアダの子レゾンを起してソロモンの敵とされた。彼はその主人ゾバの王ハダデゼルのもとを逃げ去った者であった。

彼はソロモンの一生の間、イスラエルの敵となって、ハダデがしたように害をなし、イスラエルを憎んでスリヤを治めた。 ゼレダのエフライムびとネバテの子ヤラベアムはソロモンの家来であったが、その母の名はゼルヤといって寡婦であった。彼もまたその手をあげて王に敵した。」

神様は主に従わなくなったソロモンを懲らしめるために、周囲の国々と民族を興して敵対させました。その結果として、中東紛争は今も続いています。どうして彼らはイスラエルを目の敵にしているのかというと、神様が彼らにそのような心を与えて、イスラエルに戒めを与え続けているからです。この世界の歴史を通して、神様の言葉が永遠に変わることのないことを改めて教えられています。

http://bible.com/81/1ki.11.14,23,25-26.ja1955

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列王紀上 11:29-31, 33, 35
『そのころ、ヤラベアムがエルサレムを出たとき、シロびとである預言者アヒヤが道で彼に会った。アヒヤは新しい着物を着ていた。そして彼らふたりだけが野にいた。 アヒヤは着ている着物をつかんで、それを十二切れに裂き、 ヤラベアムに言った、「あなたは十切れを取りなさい。イスラエルの神、主はこう言われる、『見よ、わたしは国をソロモンの手から裂き離して、あなたに十部族を与えよう。

それは彼がわたしを捨てて、シドンびとの女神アシタロテと、モアブの神ケモシと、アンモンの人々の神ミルコムを拝み、父ダビデのように、わたしの道に歩んで、わたしの目にかなう事を行い、わたしの定めと、おきてを守ることをしなかったからである。

そして、わたしはその子の手から国を取って、その十部族をあなたに与える。」』

神様は預言者アヒヤを通して、ソロモンの有能な家来であったヤラベアムに、イスラエル12部族のうち10の部族を与えると約束されました。史上まれに見る栄華と繁栄を誇ったイスラエル王国が、たった一代限りで分裂の危機を迎えました。神様がイスラエル王国を分断するのは、イスラエルを憎んだからではなく、ソロモンの不信仰と偶像礼拝の故でした。ソロモンの失敗を通して、死に至るまで忠実に神様に仕え続ける大切さを学ぶ私たちでありますように。

http://bible.com/81/1ki.11.29-31,33,35.ja1955

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列王紀上 11:34, 36
「しかし、わたしは国をことごとくは彼の手から取らない。わたしが選んだ、わたしのしもべダビデが、わたしの命令と定めとを守ったので、わたしは彼のためにソロモンを一生の間、君としよう。

その子には一つの部族を与えて、わたしの名を置くために選んだ町エルサレムで、わたしのしもべダビデに、わたしの前に常に一つのともしびを保たせるであろう。」

神様はソロモンの不信仰を厳しく裁かれましたが、父ダビデの全き信仰の故に、イスラエルに一つの部族を残して希望の灯を吹き消さずにされました。その約束の成就が、ダビデの子孫として生まれた救い主イエス様の御降誕です。神様の約束の真実を垣間見させていただき、イエス様に希望を置くことのできるさいわいに与る私たちでありますように。

http://bible.com/81/1ki.11.34,36.ja1955

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列王紀上 11:41-43
「ソロモンのそのほかの事績と、彼がしたすべての事およびその知恵は、ソロモンの事績の書にしるされているではないか。 ソロモンがエルサレムでイスラエルの全地を治めた日は四十年であった。 ソロモンはその先祖と共に眠って、父ダビデの町に葬られ、その子レハベアムが代って王となった。」

聖書は晩年のソロモンの功績についてはほとんど言及せず、実にあっさりと締めくくっています。どれほどの栄華も、繁栄も、富も、才能も、健全な信仰抜きには何の価値のないものだからです。私たちの一生は、神様の目にどのように記録されているでしょうか。

http://bible.com/81/1ki.11.41-43.ja1955
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【今日の聖句】 2016/12/28

2016-12-28 06:50:21 | 今日の聖句
イザヤ書 41:10
「恐れてはならない、わたしはあなたと共にいる。驚いてはならない、わたしはあなたの神である。わたしはあなたを強くし、あなたを助け、わが勝利の右の手をもって、あなたをささえる。」

私たち自身は弱くとも、全知全能の神様が私たちと共にいて背後から支えてくださいますから、私たちは何者をも恐れる必要はありません。「わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」と約束された主の御言葉を堅く握りしめ、主にあって強くされた確信を抱いて今日も力強く歩む私たちでありますように。

http://bible.com/81/isa.41.10.ja1955
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