伊藤ファミリーBLOG

「緑のgoo!」のテンプレートに変えてみました!
(注:コメントスパム・TBスパムは予告なく削除させていただきます)

お役所仕事の甘すぎる危機管理意識

2006-08-02 22:58:42 | 子育て
asahi.com 『針金留め「6年前から」緊急時対応定めず プール事故』 より

埼玉県ふじみ野市の市営プールで幼い命が奪われた事件、子どもを持つ親としては胸が張り裂けんばかりの痛ましい事件です。この子の母親は目の前で我が子が吸い込まれていくのを見てしまったと聞きます。ご遺族、特に母親の心の傷が早く癒されるよう、心より慰めをお祈りします。

それにしても、事件の捜査が進めば進むほど、管理体制のずさんさにはあきれかえってものも言えません。大人でさえ吸い込まれそうになるという吸水口の柵を、6年も前から針金で止めるだけの簡単な応急処置しか施していなかったとは、今までよく事故が起こらなかったものです。しかもプールを監視していたのは充分な安全対策の指示を受けていなかったアルバイト。人の命と運営コストと、どちらが大事なのでしょうか?

プールだけではありません。安いものを選んでばかりいると、必ずこのような取り返しのない事態につながります。一般市民も危険を見分ける確かな目を持って、自分の身の回りの安全は自分でも確認しなければならない時代になってしまったことに悲しさを覚えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする