昨日は、節分。全国の寺社仏閣で節分の行事が行われました。
京都では主なものは、 寺社仏閣では、「八坂神社」「須賀神社」「壬生寺」「千本釈迦堂」「聖護院」「狸谷不動尊」「日向大神宮」「六波羅蜜寺」「伏見稲荷」「天龍寺」「平岡八幡宮」「藤森神社」「北野天満宮」「平安神宮」「廬山寺」「金閣寺」「誓願寺」「吉田神社」「ゑんま堂」等々で、節分祭が行われました。(体がいくら有っても足りません)
昨日、お手伝いで「誓願寺」の節分会に行きました。
このお寺「誓願寺」は真に古く、「飛鳥時代」に開創されたお寺です。一番のお奨めは「京極通り」をから、御本尊を拝めることです。「真言宗・西山・深草派」の総本山です。
新京極を歩いていても、この大きな、ご本尊が拝めるのが何よりも有名です。
「大般若読会」から、節分会が始まります。
ご本尊の「阿弥陀如来」の完成とともに、仏堂が建立され、第38代「天智天皇」(西暦667年、和暦が未だ無かった時代です)に七堂伽藍が完成し、「誓願寺」と名ずけられました。
戦国時代までは、ここの京都の地はほとんど「誓願寺」の寺領で有ったと言う事ですが、「豊臣秀吉」の都市計画で、寺領は狭くなりました。しかし京極界隈は全部「誓願寺」の寺領であったそうです。
しかし、「浄土宗、西山、深草派」は末寺も少なく、だんだんと衰退していきました。しかし、現在は、この新京極に堂々と「誓願寺」が建っています。この「誓願寺」の第55世の住職は特質し、落語の祖でもあり、「豊臣秀吉」に茶でも仕えた、文化人でした。
「安楽庵策伝」上人(1554~1642)はすごい文化人で、このお寺の住職でありながら、茶人でもあり落語の祖で、今でも演じられている落語のネタ本(醒睡笑八巻)を著しました。
その為、現在でも、数々の芸の道を極める方々のお参りが絶えません。皆さん、扇を奉納します。境内に「扇塚」がお祀りしてあります。(芸事をされる方は、参拝を)
堅い事は抜きにして(この頃、いつも堅い事は抜きにしていますが)
まずは、「大般若読会」からこの節分会が始まります。
次に、踊り奉納、佐くら会の方々です。
「佐くら流家元」のお師匠さんです。
次に、お待ちかねの、豆まき。
「扇塚」の法要のあと、ここでも豆まきが有りました。
日本中の「鬼?」は昨日は災難な日で有ったかと?「福わ~内、鬼わ~外」で盛り上がっていました。日本中で。
まだまだこのお寺について記載したい事が有りますが、このへんで。
中京区新京極六角
(たわごと) 排煙脱硫装置の事
今、中国から日本にPM2.5の被害がやってきています。大いに迷惑な事。1960年代日本は高度成長時代。どの工場も「亜硫酸ガス」を出した黄色い煙がもくもくと。それを一気に解決した日本の技術「排煙脱硫装置」です。
化石燃料(石炭や石油)の燃焼により発生する排気ガスに含まれる硫黄酸化物を除去する装置で、この装置で排気ガスから硫黄分が除去され、石膏スラリーが生成されます。これを遠心分離機で分離すると、石膏と水に分かれ、この石膏は石膏ボード等の建築資材に利用出来、一石二鳥です。これにより、自動車の排ガス対策とで、画期的に日本の空気が綺麗になりました。
GNP第2位の国が呆れます。空気中には毒ガスを垂れ流し。水は川などに汚染物質を垂れ流し。十年くらい前に中国の青島に行きましたが、まだ空気は綺麗でした。経済発展と比例してこの汚染物質の垂れ流しも比例。所詮、中国は自国民の事を何一つ考えていないのかと、あきれ果てます。
私も、「排煙脱硫装置」略して「排脱」の一部の機械の制御を多く設計しました。火力発電所等(半分はお上の仕事で)が多くて、ずいぶん苦労しましたが、今の日本の、火力発電所は化石燃料を使用しても、全く心配ありません。心配は、円安になり、燃料の高騰が心配です。早く、日本海で「メタンハイドレート」の開発を。
それにしても、2日と3日は暖かく、その前後は雨となりましたね。
亜硫酸ガスを解消した装置のことも勉強になりました。
また、ピーチク寄席もおじゃましたいと思ってます。