京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その301)祇園祭の神事・神用水清祓式・神輿洗式

2012-07-29 00:10:35 | 京の話題

一ヶ月にわたる「祇園祭」の神事も後少しになりました。四条大橋近くの「仲源寺」(めやみ地蔵)http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20111225で神官や役員が集合します。

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28日の午前には、24日に「還幸祭」http://itodoya.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/07/297_c266.html#commentsをを終えた御輿を清める神用水を汲み上げる神事「神用水清式」が行われました。

「仲源寺」から四条大橋への行列。

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鴨川から「神水」を汲み上げます。

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Photo 

また、夜になると10日に行われた同様の行事ですが、「神輿洗奉告祭」が「八坂神社」で行われた後、大松明が道を清め、「中御座」を舁き、四条大橋にて神職が神用水にて祓を行います。

神社に還ると舞殿を一周した後、神輿庫にしまいます。

最初に「大松明」です。

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この「大松明」を垂直に立てます。

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その後、「中御座」のお御輿(祭神・素戔鳴尊)が威勢よく、四条大橋までやって来ます。

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ここで、午前に汲み上げた「神用水」で、洗い清めます。

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洗い清めた後、再び「八坂神社」に還り、「神輿庫」に収められます。

この神事は御輿以前から古い「御霊会」の形態を残すものであると言われています。

この神事が終わると、いよいよ31日、最後の「疫神社夏越祭」で「祇園祭」の幕が下ります。長くもまた短い梅雨から真夏にわたる、一か月の「祇園祭」もあと少しで終わります。(しかし、町衆は来年の用意をしています)

(たわごと) 最近読んだ超一押しの本です。(別に宣伝では無いですが)

時間があれば、政治・経済・法律・科学・歴史・芸能・文化・健康(医療)・エロ本(これはウソ)などの本をジャンルはともかく色々な本を読んで、最近「目から鱗」の本です。

ベストセラーですので、御存じの方もおられる思いますが、「空腹が人を健康にする」(南雲吉則Dr著・サンマーク出版)の本です。今まで、常識をくつがえす内容でが、納得も納得しました。

戦前までの日本人は「メタボ」「糖尿病」「癌」「アレルギー」「うつ病」「高血圧」等は少なかった。今の、「抱食」の人間は多くの「病魔」が待ちうけているという内容の本です。結論は、

①一日一食(または一汁一菜)

②野菜は葉ごと皮ごと根っこごと、魚は皮ごと骨ごと頭ごと、穀物は全粒で。

③睡眠は夜の10時から夜中の2時までのゴールデンタイムを含むように。

詳細は、この本を。絶対「目から鱗」です。100歳まで肌がつやつやでウエストがくびれている秘訣の本です。めったに無い「盲腸癌」が末期で発見されて「大腸」の1/3を切除して元気に生きている私の経験から読んだ本です。絶対、納得しますョ。


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1 コメント

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こうして、祇園祭の神事を拝見すると、奥が深いです。 (Y.雄二)
2012-07-29 22:33:57
京都、町衆の心意気がよく感じられます。
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