はっきり言いましてこのお寺には軽自動車で散策しました。しかし、山に登る途中ものすごい細い道路で、ガードレールも無い道も有り、今まで無い心臓が止まる思いでした。(少し大げさかな?)でも、本当ですよ。一日かけて徒歩で(公共設備を利用して)行くつもりなら、とぼとぼ、山道を散策して行けば安全かも?とにかくビビりました。このお寺は見物です。(絶対)まあ、根性が有れば一度散策下さい。(しかし、値打は有りました←どっちやね)
なんといってもこのお寺の見どころは、磨崖仏(まがいぶつ)です。
この石段をどんどん登って行くと、巨岩が屹立して重なり合う山中を巡る修業場の奇観を歩いているような感じで、とてもお寺に参拝したと思いません。(まるでロッククライミングです←これは少し誇張)
まず最初にお目にかかるのは「十三重石塔」です。
このお寺の見どころ「虚空蔵崖仏」です。
伝説では、天智天皇の子(大友皇子)が鹿を追い山に入りました。気がつけば、断崖絶壁に立っていて前にも後ろにも進めず、窮した皇子は必死に神の加護を願い、それが通じて救われたという逸話があります。そのために被っていた笠を置き、後に印としました。その事で「笠置寺」と言う名前がついたと言う事です。
全山が花崗岩からなる笠置山は節理にそって浸食された巨岩奇岩が山中いたるところに現れ、それらの岩は神の依代として信仰され、また古来修験者の場となっています。
「大師堂」が有ります。
石仏弘法大師(室町期)、に奉安したということです。その以前、天平勝宝3年(751年)東大寺貫忠和尚により建立された正月堂の跡です。(余談ですが、この時代の前後の五つの年号、西暦で749~770年、だけが漢字で四文字です。天平感宝・天平勝宝・天平宝字・天平神護・天平景雲)
ひつこいようですが、このお寺の参拝は気力・体力・勇気・忍耐・根性と仏心(どこまで言うのか)が要ります。まだまだ見どころ満載です。(無事に下山できるかな?)
相楽郡笠置町笠置山29
笑六さんがすごいというか、平安京がすごいというか~
どっちも すごい! ネコちゃんも応援しているのですね!