京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その104)浄土宗最大の伽藍・知恩院-1

2012-01-19 00:04:16 | 京の話題

知恩院は全国に六千九百余りもの寺院と六百万人以上の信者を擁する浄土宗の総本山です。開基は「法然」(円光大師)山号は華頂山。正式名は「華頂山知恩院大谷寺」とまた長い名前です。報国山光明寺・聖衆来迎山禅林寺と供に有名です。

本尊はは有名な「法然上人像」「阿弥陀如来」

真に威風堂々としています。親鸞聖人の石碑が有るのは浄土宗から後に鎌倉時代に浄土真宗(一向衆や時宗)が誕生した事が分かります。

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三門の壮大さにはめを見はる事でしょう。(禅寺でないですが三門と書きます)三門の三は「空」「無相」「無作」のことです。

元和5年(1619年)徳川秀忠が着工、三年後に現存最大の木造の楼門(巾50m・高さ24m)が完成しました。

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またそのうえ、石段の上に建つためにいっそうその姿は大きく見せられています。

楼上に掲げれれている「華頂山」の扁額は霊元上皇の筆で、重層部の宝冠釈迦如来像、十六羅漢像などが安置されています。

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この三門をくぐり参拝します。

東山区林下町400