SWEET NAIL LIFE

"詰めの甘い"いとあそび姉妹の日常。
SPICY NAIL LIFEを目指して日々精進。

芹沢介展

2005-07-31 23:39:08 | 日常雑記
おいしい研修の前日(7月28日)、滋賀県は信楽のMIHO MUSEUMに行ってきました。
クラフトデザイン協会の前理事長、陶芸家の門脇文雄さんから「芹沢介展やってるけど、拙者一度も見たことがござらぬ故、行くなら車に乗っけてってくれ。」と新聞記事の切り抜きとともにお手紙が来たのはいつだったか…。
その前に某氏より「東北福祉大の芹沢介展よかったよ!」と図録をいただき、仙台まで行くか?と妹と話をしていたので、「車で行けるならその方がいい」と信楽までひとっ走りすることにしました。

「朝はいくら早くても構わない」という門脇さんと、教室のIさんを7時ちょい過ぎに大聖寺駅で拾い、賤ヶ岳SAで一服の後、目指すMIHO MUSEUMへ。
開館の10時ピッタリに到着したので、ゆっくり見て回ることができました。
本物を拝見するのは初めて。
おなじみの暖簾の数々。いろはの屏風。伊曾保物語を題材にした素敵な屏風。凛とした法然上人像。美しい着物は言うに及ばず。大好きな芭蕉の着物の実物を見て感激。
本の装丁や蔵書票、マッチ箱にまで感動がありました。
型絵染めの潔さと繊細さがひとつの作品に同居する素晴らしさ。
妹と2人だったらもう1周していたに違いありません。
記念にショップでこれまた大好きな柳のハンカチを購入。
後ろ髪を引かれつつ、美術館をあとにしました。

カフェで自家製手打ち麺の天ぷら冷やしうどんを食べて、12時ちょっと過ぎ。
「このあとどうします?」と言うと「帰ろう。」と一言。
図録とおいしいパンとお豆腐を買って帰途につきました。
またまた賤ヶ岳SAでおいしいソフトクリームを食べて(門脇さんごちそうさまでした!)、大聖寺駅に着いたのが3時ちょうど。とても滋賀まで走ってきたとは思えない時間。
3時5分の電車に乗る門脇さんを見送って買い物少々。
なんとまあ充実した1日だったことでしょう。

今日の名文。「早起きは三文の得」

マジメに研修

2005-07-31 18:29:53 | 日常雑記
おいしい研修のあとは、マジメに研修。
「KIHACHI」でおいしいランチとワイン少々をいただいて、いい気分♪
さて、勉強するべ!と気合い入れて向かった先は、高山の「よしま農園」。
自然農法という方法でトマトとお米を作っている農園。
バスの中で「自然農法とは…」とレクチャーを受けたけれど、より自然な状態に近い無農薬、無肥料栽培と聞いてもイマイチ、ピンときません。

百聞は一見に如かず…実際のトマト畑を見学すると、立派に育っているではありませんか。
お話を聞くと、トマトは元々アンデスの野菜なので水もやらなくていいらしい。
水をやらないから、雑草も育たない。
でも、どうやって育つの?フシギ…と思っていたら、まず、そんな状況に強い種を作るところから始めるそうな。なんとも辛抱強いお方です。
試食はしていませんが、味は甘味と酸味のバランスがとれた昔ながらのトマトの味がするそうです。子供の頃、夏の暑い日に裸ん坊でかじったトマトの味を思い出しました。おいしかったなあ。

続いて水田を見学。やはり立派に育っています。
その辺りではイネミズゾウムシという害虫が発生するそうですが、発生当初はやはり無農薬の田の方にビッシリついたそうです。が、ある日突然、そのゾウムシが稲の隣に生えているヒエなどの雑草を食べ始めたそうです。
比較で作っていた農薬散布の田には、ゾウムシはいないけれど、雑草を取るという仕事が増えて大変だったということでした。
研修に同行されていた某有名棒茶の社長さんのお話によれば、お茶の木を無農薬で育てていると、お茶の木自身がムシが寄ってこないような香りを出すようになるということです。
お米もそんな作用があるのかも…?というところで見学終了。

ん~、なんとも興味深いお話です。
よりよい環境を人工的に作り出して育てるよりも、より自然に近い状況で強い作物を作る。当たり前のことなのに、すっかり忘れ去られていた考え方。
ああ、ここから何か生まれそうな気がします。
がんばろう。

藍染展とバーゲンと脱走

2005-07-14 22:19:13 | 日常雑記
 友人、永井夏さんの藍染展「染-夏とあそぶ」を見に、金沢は東山へ。
 東山の「桃組+晴組」で今日から開かれているこの個展。軽やかな麻や綿の生地に、蛍絞り、日の出絞り、群雲絞り…さまざまな技法で藍染が施されています。とても繊細に、丁寧に染められた布は、浴衣をはじめ、のれん、座布団、赤ちゃんのまえかけなどに仕立てられ、夏の暑さをしばし忘れさせてくれます。
 夏さんも、作品そのままの爽やかで素敵な女性です。
 本当に素晴らしい個展なので、皆さんにもぜひぜひご覧いただきたく、ご案内いたします。
 期間は7月31日まで。早く行かないと作品がなくなっちゃうかも?!

 金沢へ出たついでに、バーゲン真っ盛りの百貨店へ。
 いつも、いいなあ…と見るだけだった「Basile28」。今日は素敵な麻のジャケットがなんと70%OFF!!元値が元値だけに、70%OFFと言えどもわたしにとっては思い切ったお買い物。だけど、あんなとこ、こんなとこでそのジャケットを着ている自分の姿が目の前をよぎり、「これください!!」と即決してしまいました。
 まだ、麻ニットのタンクトップ、シルクラメのタンクトップも心残りはあるけれど、来週もう1回行ってまだあったら買うことにします。

 ルンルン♪と気分良く買い物を済ませ、祖父のお墓にもお参りして、あと20分ほどで到着!…の前に、晩ご飯の買い物は済ませたかな?と家にTELを入れると、「タロが脱走した!!はよ帰ってこい!!」と父の慌てた声。
 どこかの犬とケンカしていないか、どこかで轢かれてないかとaccoppaと共に真っ青になって車をとばす。…が、こんな時に限って信号は赤ばかり。しかも変わったばかり!
 イライラしながら帰ると、父はのんきな顔で「出て行くんなら一言かけろってな!」なんて言っている。
 とりあえずリードを持って、車で町内を回ろうと出発。
 30秒後、竹の浦館の前で、タロの友達めいちゃんのお母さんに捕まえられているタロ発見。どうやら近所の秋田美犬のところへナンパしに行っていたらしい。まったく…。
 ま、何事もなく済んでよかった。ご近所の皆さん、お騒がせして申し訳ありませんでした。
 お仕置きにタロの大嫌いなお風呂&ドライヤー。少しは反省しろ!!

10,001の女

2005-07-09 23:48:18 | 日常雑記
 いとあそびウェブサイト10,000アクセス突破のその日。
 10,000のキリ番を踏むべく、朝から何度となく出たり入ったりを繰り返していたにもかかわらず、踏んだカウントは10,001という不運の女、陶芸家nonoya etsuこと池澄悦子。
 いつもなら「やっぱりついてないなあー!(ゲラゲラ)」で終わるところが、今回は違った。10,000を踏んだ方が現れなかったために、一躍『時の人』(?)に。
 で、クラフト協会の理事会があった昨日、プレゼントを手に喜びの写真を…とカメラを向けると、1人で写るのかと思いきや、側にいた珠洲焼の篠原敬さんに「一緒に写ろう!」と声をかけた。で、篠原さんも篠原さん。断るのかと思いきや、「いいよ♪」とニッコリ。出来た写真がこの2ショット。篠原さんファンの皆さんゴメンナサイ。
 それにしてもまったく、ノリのいいクラフトマンが多くて大好きです。石川県クラフトデザイン協会。

 せっかくなので、最近オープンした「アトリエ野々家」のサイトを宣伝しとこうかな。
 かわいい猫ちゃん、ガーデニング、クラフト雑貨、グルメ日記…。で、肝心のあなたの作品はどこに??という、えっちゃんの魅力全開のウェブサイトです。後々は作品のネット販売もしたいとやる気満々!

 クラフトという究極のアナログにいるわたしたちですが、なんとかデジタルとシンクロさせたい!と、意気込みだけは人一倍。ない知恵を絞りつつ、肩寄せ合ってがんばろう!!ね、えっちゃん♪

 中村さん。HP作るなら、etsuとshoにお任せを。キャンペーン期間の今なら、料金格安の上、もれなく「野々家」と「いとあそび」のリンクがついてきます。いかが?

おったからまつり

2005-07-04 23:01:37 | 染織三昧
 7月2日、3日。山代温泉で新しいお祭り「おったからまつり」が開催されました。
 6月20日に片山津温泉へ泥染めの講習会をしに行ったのですが、それを受けられた方々が泥染め体験コーナーで指導されるということだったので、見学に行きました。
 某老舗旅館のお嬢さんが藍染めをされているので、一緒に行きました。
 写真はそのNちゃんの作品。染料は加賀棒茶を片山津の源泉で煮出したもの。高級品です。

 指導される方たちはみんなお揃いの泥染めブラウスを着て、すごくいい雰囲気でした。
 しかも、体験料は無料。太っ腹です。ホントはこの日記、土曜日午後にUPして、宣伝しようと思っていたのですが、ちょっと仕事が間に合わなくなりそうだったので断念しました。ゴメンナサイ。

 しかし、お茶はステキな色に染まりますね。次は何で泥染めしようかな?

最期の言葉

2005-07-02 00:28:18 | 日常雑記
 友人あさちゃんの日記にあった、「あなたがつぶやく最期の言葉占い」をやってみました。

■総合運…新しい物好きのあなたは、コンビニで新しいお菓子をチェックしたり、雑誌には欠かさず目を通したりと、情報収集にも余念がありません。そんなあなたの情報処理能力が買われて、あなたは周囲から 何かと頼りにされることが多いことでしょう。現状のことに飽き足らず、常に何かを求め走りつづけてい るあなたが満足を覚える日はいったいいつのことやら。
そんなあなたが探し当てたものは、最期の言葉『つぼは花瓶にも骨壷にもなるよ』です。走りっぱなしの あなたは、実は地球を一周していたのでした!? バトン代わりのつぼが最期にはあなたの骨つぼに。そ して、めぐりめぐって輪廻転生、つぼには花が活けられ、誰かに笑顔をもたらすでしょう。

■仕事運…情報収集に長けているあなたは、うまい話の側にいることも多いようです。これといって何かしているわけではないのですが、同僚からは『仕事のできるやつ』と羨ましがられる存在であることでしょう。しかし、うまいことはそんなに長続きはしません。努力する者は報われる、です。あなたが努力を惜しまなければ、その密やかな努力がやがて、あなたにとっての真の糧となることでしょう。

■金銭運…つい、こまごまとお金を使ってしまうあなた。しかし、大きな買い物には慎重なので、知らず知らずの内にお金は貯まっていることでしょう。あなた自身、それほどお金に困ることはありませが、貯蓄に関心のないせいか、自分にはお金がないと思い込みがちです。将来を意識し、貯蓄運用に励みば、ますます安泰となることでしょう。

■恋愛運…新しい物好きのあなたは、新しい出会いにも積極的だったりします。しかし、あれもこれもと、焦点が定まらず、せっかくの出会いもふいにしがち。時には地に足のついた行動で一人、一人、じっくりとつき合ってみては。その人の新しい一面に、うちのめされる衝撃を味わうことになるでしょう。

■ラッキーワード…『長いものには巻かれたフリをしろ!』
      (酒の席で後輩に対する説教として使うとラッキー度、更にアップ!)

 恋愛運以外はけっこう…ニヤリ
 それにしても金銭運。今の財政事情が苦しいなあというのは「思い込み」なのか??努力して貯蓄運用に励みます…

紫蘇もみ

2005-07-01 11:13:57 | 日常雑記
 先に塩漬けにしていた梅の水(白梅酢ですね)が上がってきたので、紫蘇をもんで漬け込みました。
 塩もみだけのときは「ずず黒い」色なのに、梅酢でもむと一気に「牡丹色」の液になります。
 以前、これは染まるのか?とやってみましたが、やはり「ずず黒い紫」にしか染まらず、しかもすぐに褪色してしまうので、ほんの一時、手を染めるだけのお楽しみとなっています。
 そしてこの後、石鹸で手を洗うと…きれいな青紫の泡になりました。酸性→アルカリ性でこんなに色が変わるんだなあと実感。
 ふと、リトマス試験紙なるものを思い出しました。

 いや、それにしても梅干しとは手のかかるものですね。だからこそ、おいしいのでしょうけど。