学習障害と英語指導を考える

特別支援の視点から。
どの子もハッピーになるような指導を。

出会いについて(日記)

2013年04月10日 | 日記

またしても英語とは関係のない、お茶のみ話です。

 

春は出会いの季節と言いますが、

今日は少し前に知人を通じて知り合った人と

とても楽しい時間を過ごすことができました。

彼女とは今回会うのは2回目ですが、

初めて会ったときに「この人!」とピンと来るものがありました。

 

幸い彼女も同じように感じてくれていたので、

その場ですぐに「次回は二人でお茶!」とあっという間にお約束もできて、

楽しみにしていました。

今日お会いしてわかったのですが、

二人とも同じ年で誕生日が一日違うだけ、

そのほか色々と共通点もあり、本当に驚きました。

また、何を話そうかとかも考えずにいたのですが

気づくと3時間も経っていて、その間何度も心が動かされました。

この話を今日聞くことが必要だったんだな、という言葉を

沢山いただけました。

 

 

 

私は人と出会う機会は決して少なくありませんが、

忙しい合間を縫ってでも時間を作って

「この人の話を聞きたい」「この人から学びたい」

と思える人となると、

なんだか自分のハードルが高いのか

あるいはストライクゾーンが狭いのか

ただの面倒くさがりもあるのか

ほとんど出会いません。

(他の皆さんも、そんなものでしょうか?)

一人だと淋しいと言う人もいますが、

わたし基本的に一人で何でもするのが大好きです。

 

 

だからこそ、”この人!”と、心が動いた瞬間が貴重で、

そのまま「また会いたいです」と言ってしまいます。

今を逃したら、もう会えないかもしれない、と思うと、

恥ずかしいけど、チャンスがなくなるのが勿体なくて・・・

でも今年になって声をかけてしまったのは、

彼女を含めて2人くらいでしょうか。

基本的に、会ったときに決まってしまうので、

一目惚れみたいなものです。

会える確率は、年に数人。その程度です。

 

 

今度一緒に研究をするワーキンググループの

メンバー二人も、

「去年村上先生にナンパ(笑)されたからここにいるけど、

 なんで自分がここに来ることになったのか、ほんと不思議!」

と冗談めかして言ってくれます。

 

彼女たちとは、会って少しお話してすぐに感じるものがあったので

気づいたら学会にスカウトしてしまってて、自分でも驚きました。

ありがたいことに、今回一緒に仕事もできるようになってから

話すほどに楽しく、刺激を頂いています。

 

この20年間、

声をかけた人は年齢職種だけでなく出会う場所もバラバラで、

電車でたまたま隣に座ってたから声をかけた大学生や、

ネットで知り合った人も。

今ではそれぞれ専門を生かした仕事についていて、

たまに連絡をとりつつ、

家族も含めた長いお付き合いが続いている人もいるのは

とてもありがたいことですね。

 

こういうのを何というのかわかりませんが、

縁(えん)という見えない糸が

あるのかもしれないし、

気のせいかもしれないし。

 

ですが声を掛けても、うまくいかないことも

もちろん何度もありました。

片思いで終わる、という・・・・(T_T)。

 

それはそれで、とても残念だったけれども、

自分の心が動いたことの方が大切。

 

その人の内面の、何に惹かれて、動いたのか。

出会いは、いまの自分を映してくれる鏡でもあります。

 

 

そういう出会いは、とても特別な・・・神様からのギフトのようなもの。

そんな沢山あるものではありません。

 

でも本当は、毎日出会う人すべてから学べることがあると思って

人と接するようにしています。

 

性別年齢問わず、子どもも大人も

お互いが何か感じるものがあることこそが大切だから。

 

もっと視野を広げ、

もっと違う角度から考えさせてくれ、

違う世界を見せてくれ、

自分を変えてくれるのは、出会いだけです。

 

人だけではなくて、本や映画や音楽も出会いの1つ。

もしかすると自然や動物との交流も、そうかもしれません。

 

苦い薬を飲むこともあるけれど、
飲まなければ知らなかった世界がある。

 

人と人が出会ったときの関係を、

英語では

The chemistry between you and meのように、

chemistryという言葉を使いますね。

この単語は、化学という意味も持ちながら、

人と人との関係や相性も表す、

とても面白い語だなあ、と思っています。

 

AとBを足して、どんな化学反応が起こるのかは

足してみないとわかりません。

だからこそ、足してみなくちゃ。

 

 

今年はどんな出会いがあるでしょうか。

謙虚に、すべての出会いから学びたいものです。

 

 


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