日本の南仏プロヴァンス、熊野古道・南紀の四季

日本の南仏プロヴァンスは、熊野古道・南紀。 南紀の出来事、南紀の日々をピーター
メイル風に書き綴る。

南紀の3月(10年),糖尿病退治

2010-03-10 | 田舎暮らしー南紀
糖尿病の検査

昨年末の検査で、バリバリの糖尿指摘を受けた。

もし気付かずに放っておいたらいずれ、先回アップした地域の中核医療センター、南和歌山医療センターのお世話になるところかもしれない。



血管に拘る病気の種は突発的に出る可能性があるから注意する必要ありである。

そういう意味では検査する気になったのもなんかの引き合わせ、まだ世の中に必要とされているのだろう。

そんな訳で薬に頼らず、自然治癒力を喚起して健康戻す方法をえらんだ。

検査で出た数値からは、普通なら医者が許可くれそうも無い程度の負荷掛けて短期的に数値の降下をねらった。

どの程度までならいけるかは、自分が一番分る積りであった。

昔マラソンの練習でこれ以上心臓に負担掛けると不味いと言う辺りを経験していた。

1月はじめから泳ぎだして2月の検査ではもう効果が出てきた。



今回3月のデーターも前回検査を上回る効果が出ている。

最初からのデーター列記してみる。

1・2回目検査 12月25・6日

  体重67.6キロ、血圧198-??、血糖値200、ヘモグロビンA1c9.7、蛋白+

3回目検査 2月5日

  体重64.2キロ、血圧172-83、血糖値264、ヘモグロビンA1c8.2、蛋白+

4回目検査 3月5日

  体重65.0キロ、血圧150-70、血糖値127、ヘモグロビンA1c7.5、蛋白-




血圧は、198から172ときて今月150と順調に下がっている。

欲を言えば140以下だろうが、其れは来月の楽しみもおいて置かねばならぬ。

血糖値は2月に200から264と大きく上がって、ところが今回127と大きく良化。

ヘモグロビンA1cはここ1・2ヶ月の継続的数値だから大いに注目している。

でもつい最近まで何を意味する数値か分っていなかった。

9.7から8.2とさがり今回7.5と劇的な下がり方ではないが、きっちり毎月落ちてきている。

安全圏とされる6.5まで来月持ち込めるかは今月の練習次第?

血圧はばらつき無く順調に下がっているようだが、血圧計買い込んで朝昼晩と計ってみると数値は相当ばらつく。



計るたびに10や20すぐに変わる、練習の前の日と後でも大きく変わる。

しかし方向性は間違いなく下がってきており、危機領域の脱出は出来ていよう。

次回での目標は140以下である。

大勢にそう大きく影響しないと思われるが、気に入らぬは体重で、なんとも歯がゆいところである。

2月では3.4キロ減少と結構うまく減量できたのだが、こんかいでは0.8キロ上昇させていることである。

練習内容は、バタフライ連続1500m、クロール連続2500mと2時間近くの有酸素運動。

プール備え付けの体組成計では、一回の練習では0.5キロから1.3キロほどの脂肪燃焼がある。



調べると脂肪1キロの燃焼が7200キロカロリー、とても信じられそうに無い。

当初に比べて肩周りの筋肉は随分戻って大きく張り出してきている。

脂肪が減っても、筋肉増加があろうから思ったほど体重減少はないと理解できるが、それでももう少しは減らしておきたい。

腹回り見ても明らかに脂肪減少がはっきり確認できる

このあたり詳しくは(学校水泳応援団 http://suiei.blog.shinobi.jp/)でご確認あれ。

当方が糖尿のことを書いて、血管年齢の検査の必要性指摘頂いた。、

次回計ってもらいたいものであるが、病院に血管年齢が測れる計器があるのか無いのか、聞いていないからわからぬ。

運動療法で毛細血管に血液を通すことゆえ、繰り返し行うことで修復になるなら、血圧の降下に合わせて血管年齢も下げていよう。

もし糖尿の認識無く運動もしていないならば、血管年齢をしることで糖尿が検知されうる。

どうも順序が逆なのかもしれない。


南紀の3月(10年),南紀の医療環境

2010-03-08 | 南紀の施設
地域の中核病院

当方の住んでいる町とはいえ村の感覚が近いところにも病院と名の付いたものがある。

生活習慣病の検査で寄ったのが縁で今のところ当方の糖尿病退治の追跡のために月1回検査してもらいに寄っている。

内科に外科に担当医が少々おられるようだが、あまり詳しくは分らぬ。

それ以外と成ると離れたところまでいく必要がある。

尤も「それ以外」はと言ったがそれ以内だって、重い病気や、重くなくとも大きいほうが安心とひねくれた人は地元で近くを選ばない。

隣が白浜町で、そのすぐ田辺に入ったところに(距離にして34・5キロのところ)に以前の国立の地域医療センターなるものがある。



最近では、独立行政法人 国立病院機構 南和歌山医療センターと言うのが正式名称だそうだ。

勿論独立行政法人だから天下りもあろうし、仕分けの対象は免れ得ない。

但し地域医療を考えれば、天下りの排除はあっても仕分けして無くすことは大いに困る。



しかし田辺市だって人口5万程度の地方の小都市に過ぎないが、建物はなんとも見事である。

私立の医療法人ならここまで金のかかった建て方はするまい。

厚労省は元々、保養施設始め悪名高い箱物、日本中に作りまくっていたものね。

費用対効果など考える必要なしだから楽勝でしょうね。

実は家内以前から白内障指摘されていたが手術するほどまで悪化していないと言うことでここ何年かほってあった。

でも最近進行してきたようで眼科医探したが当地では、歯医者は3軒町内にあるが眼科医は1軒も無かった。

それゆえこちらまで来なければ成らなかった。

ところが南和歌山医療センターでは入院しての手術の患者は受け入れるが、日帰りの患者は受け入れられないとのこと。

結局病院のすぐ近くの眼科医紹介された。

検査受けて手術の話になって、その予約が5月の連休明けの頃。

なんとも凄まじい商売繁盛振り、世間一般の景気判断とは大違いである。

南紀の2月(10年),南紀・ド田舎の医療費対策

2010-02-15 | 南紀の施設
生活習慣病・検査結果

糖尿病退治に運動療法で水泳を採用したことで串本まで温水プールで泳ぐために行くことが増えた。

その練習での検査結果を書かないのは片手落ちということもあって糖尿退治関連記事をアップする。

田舎は医療という面でもネット同様どころか非常に見劣りがする。

但しその分素晴らしい環境の下、病気の種が無ければそれでチャラということである。

ところがそんなうまい話は先ず持ってない。

年寄りばかりが田舎に置いてきぼり食らうと必然老人病目立つことになる。

老人病患うものが増えて医療費高騰がやけに目立つ今日この頃なのである。

それで今年から小学校のプール借りて生活習慣病や生活習慣病予備軍対策で、当方が水泳教室スタート計画、勿論ボランティアである。

肝心の当方がバリバリの糖尿病を指摘され、「これ幸い」とばかり、自身で糖尿病退治の見本と成ろうと実行。

ど田舎の医療体制の整備より、病気にかからぬとか、かかっても医療費軽減の方法見つけることが大事と考えたわけである。

これは当地だけのことではなく日本国中いたるところ対象の地が存在すると感じている。

という事で別ブログにアップしている記事をこちらでも転載することにした。

糖尿退治の練習過程や、小学校の水泳授業のボランティア活動などは下記ブログ参照されたい。



学校水泳応援団、96、生活習慣病と水泳・18 (http://suiei.blog.shinobi.jp/) 検査・3 2月5日は糖尿の検査日である。 永らく医者通いしていなくて、来年の水泳指導までに一度からだのオーバーフォールもあって、町で唯一の国保の小さな病院に行った。 それが昨年の暮れの25日で1回目の検査を受けた。 体重69キロ(服の分引けば67.6キロ) 血圧198血糖値200以上で200丁度だったかそれ以上だったかはっきりしない。 ヘモグロビンA1c9.7 ということでバリバリの糖尿といわれた記憶がある。 それでその翌日外来の専門医が来るとの事で再度来院して検査してもらってほしいということに成った。 そして前日やったばかりの血液の検査と追加の検査が心電図とレントゲン、其れと尿の検査。 これが2回目の検査である。 連日同じ検査やらされてトンだ出費である。 その数値を逐一聞いたわけではないが、どうせ昨日の今日そう違った数字も出なかったろう。 詳しい話が聞けたわけではないが、とにかく普通なら入院しても良い数値らしいことは分った。 この数字がもっと急激に来ているようならとても起きて居れる事は無いとのこと。 とりあえず治療にかかるということだが薬で抑えるのか、インシュリンの注射に入るのかを聞く前にこちらの主張を先にすることにした。 そのためその若い女医さん何をしようとしていたのか聞き漏らした。 血糖値がわるいのはうすうす分るし、血圧も理解できるがヘモグロビン何たらなんて全く分らぬ。 只いままで倒れもせず、毎朝犬の散歩でき、畑もやっているわけだから、治療のスタートあわててすぐにしなくとも大事無かろう。 とりあえず一月、食事療法と運動療法でやってみたい、勿論何をするべきか分って言ったわけではない。。 副作用なき薬など聞いたことも無いゆえ、薬など使わず直したかっただけで、様子見しましょうということで手を打った。 それで常人ではチト無理な水泳の練習、自分に科したわけである。 そのお陰で、これだけ泳げれば数値如何様なりとも、体のほうは健康体と確信できることになったわけである。 測ってもらった数値、体重64.2キロ、血圧172-83、血糖値264、ヘモグロビンA1c8.2. 体重、内臓脂肪計り乍減らしてきたし、前日の血圧は10以上低かった。 ヘモグロビンA1cも9.7から8.2と減少、この調子で下がればもう少しで安全圏に近づこう。 一つ気に入らぬは血糖値である。 只これはあまり今回問題にされず、むしろ血圧のほうで160以上あるということは血管に問題が起こりやすいので薬で下げたいということであった。 当方にすれば当初198あったのが昨日151-71,161-82と順調に、多少上がり下がりがあるとはいえ全体的には減少していることを話してことわった。 ということで次回4回目の検査3月5日に予定ということとなった。 次には確実に血圧下げておこう。 勿論血糖値だって同じことである、尤も今のところ何が効果的か分っているわけではないが。 運動だけではすみそうも無いことだけは考えざるを得ない。

南紀の1月(10年),串本の景観

2010-01-26 | 南紀の自然
串本の海岸線の風景

最近串本行きが増えた理由は先回のブログに述べた。

糖尿病退治のため水泳をしにいっている。

南紀すさみには温水プールが無いからである。

体脂肪ある程度までは順調に減ってきたが、目下壁にぶつかった感じである。

体のほうが事故防衛本能働かせて、体重落としたいのに、僅かばかりの食事の中からきっちり栄養分吸い上げて、おいそれと体重落としてくれなくなった。

勿論体脂肪だって以前の半分程度しか減らしてくれない。

血圧も198からスタートして168・158と下がりながら又178と上がってくれる。

練習後だけは毎回下がって122から144まで行ったりきたりが本日111なんて数字が出て喜ばせてくれる。


でも串本行きが40キロも片道ありながら苦にならないのは、そうむちゃくちゃ混むこともないし、何と言っても海岸線の景観が素晴らしいからである。





交通事故起こさない程度に横目でちらちら見ながら走っているうちに目的地に着いたり、家路に着いたりする。

但し帰りは太陽が左から容赦なく運転席に照射して眩しいことこの上なし。

開発魂がむくむくわきあがって、日よけの工夫しなければと考えている内に40キロが終わってしまう今日この頃である。

南紀の1月(10年),串本詣で

2010-01-16 | 南紀の施設
海洋センタープールでの水泳

昨年暮れより串本まで行くことが増えた。

というのも串本に海洋センターのプールがあるからである。

当初気にもしていなかったが、血圧計と体組成計までおいてあった。





今にして思えば最初来たときから計ればよかったと少々後悔である。

肝心の泳ぎのほうはというと、バタフライ徐々に戻ってきて飛躍的の距離が続くようになってきた。

スタート時69キロが現在65.1キロ、体脂肪率21.3%で脂肪量13,9キロ、筋肉量48,6キロ、体水分量37,4キロ、推定骨量2.7キロ
、基礎代謝量1384キロカロリー、内臓脂肪レベル14 やや過剰、肥満度11.5%。

体脂肪率の21.3%は体脂肪率の標準範囲14.0~24.9%の上位ながら入ってきている、又脂肪量の13.9キロ標準範囲の8,4~17キロに収まってきた。。

血圧188-83、心拍数64で一昨日より8下がったとはいえまだまだ高い数値である。

そこまで調べてから入水。

今回1500m通り過ぎて1750まで泳いで止めた、57分かかったから有酸素運動たっぷり。

その後1600mクロール、こちらは40分。

後バタフライでおまけの50m。

それから再度測定、血圧131-86、心拍数101,2回目計ると血圧116-79、心拍数98

前回 泳いだ後の測定で、血圧122-81、心拍数104と比較しても、どの数字取ったところで当方の年齢では良好な数字で、泳ぐ前の高い血圧が泳ぐこと医により毛細血管が開くのか相当良い数値に変わる。

このまま続ければ平常での血圧も徐々であっても下がっていくことを確信。

実は体組成計の測定数値仔細身見ると興味深いことが見て取れた。

先ず体重が1.2キロ減の64.1キロ,体脂肪量が1,1キロ減の12,8キロ、その他は殆ど変わっていない。

バタフライ使っての有酸素運動は実に1回で、1.1キロも減少させるとは驚きである。

1.1キロの量の見当が付かなければ、ステーキの200グラムや400グラム頭に描いてもらえれば創造してもらえよう。

これから逆算すれば、体重69キロは元々体脂肪16.8キロで体脂肪率24.35ということに成る。

ということに成ると、すでに4キロも体脂肪燃焼させることが出来たわけで、脂肪に決め打ちしたダイエット法といえる。

普通ダイエットで体重減少しても、脂肪の減少は三分の一程度のようで、そうなると内臓脂肪減らすなんて大変な努力が必要ということになる。

ウォーキングより水泳が糖尿対策、高血圧対策、中性脂肪・肝志望対策、ひいては生活習慣病対策としてとびきり有効であることが当方の体で自称しつつあるようだ。

当地のような高齢化率の高いところでは、医療対策として、手近かに温水プールが必要ということを実証できそうである。