リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)木村 秋則日本経済新聞出版社このアイテムの詳細を見る |
今回は、木村秋則『リンゴが教えてくれたこと』を紹介します。10年近く無収穫・無収入状態でいろいろ模索しながらも、既成の概念にとらわれずに、完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培をやり遂げた。そのやり遂げるまでの苦悩というものを本人の言葉で語られている。
自分では正しいと思っていても、今までの常識と外れたことをやると、周りは木村さんを中傷したりバカにしようとする人がでてくる。それでも、自然を観察することで、リンゴにやさしい栽培方法で収穫することが出来た。それは、木村さんのリンゴ栽培の信念と無農薬リンゴへの情熱があったからなんだろうと思う。自然を観察する目がないと農業はうまくいきません。主人公は人間ではなくてリンゴなのです。
やっぱり信念があるなあと言う風に思う。10年近くも収穫が出来ないと、以前のやり方に戻したくなると思うんだが、もっと自然を観察しようと言うことでヒントを得てやり遂げたわけですよね。どこまで我慢が出来るかということですかね。久しぶりに感動的な本を読んだなと思う。
<参考リンク>
木村秋則オフィシャルホームページ