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日本航空・グループ2010『JAL崩壊』

2010年03月27日 23時17分59秒 | 書評(新書)
JAL崩壊 (文春新書)
日本航空・グループ2010
文藝春秋

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今回は、日本航空・グループ2010『JAL崩壊』を紹介します。本書は、JALの客室乗務員の内部告発本ですかね。常識知らずのパイロットたちやら、「魔女の館」といわれるCAの内部の現場やら、8つもある労働組合の現状などが記載されています。エピソード一つ一つを読んでいくと面白いんだけれど、JALってひどい会社だなと思ってしまいます。

CAの勤務実態で理解できないのは、「ケガ・病気」による欠勤が余りにも多いことだ。時差や労働環境などの物理的な疲労が第一義的な要因ですが、何よりも疲労に強く影響を与えているのが「ストレス」です。お客さんの理不尽なクレームもあるかもしれないが、上司に当たる杓子定規的なMGRとの人間関係もあるだろう。もっと柔軟性のある対応をしてほしいなあと思う。あと、欠勤が多いと、簡単に解雇できないならば、それだけ抱えなければならない人件費が増えるわけで、高コスト体質になるよね。

JALの経営問題の元凶は、他社よりも多い企業年金問題や会社側と組合側の無益な戦いに印象付けられる労働組合問題などありますが、統合するメリットがないのに統合に突っ走った経営者の先見性の欠如したJASとの統合なんですかね。不採算路線の多くが旧JASの路線みたいですね。

稲盛会長を中心としてJALが復活するのかどうか注目してみたい。

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