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米澤穂信『ボトルネック』

2010年03月22日 22時05分55秒 | 書評(その他著者)
ボトルネック (新潮文庫)
米澤 穂信
新潮社

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今回は、米澤穂信『ボトルネック』を紹介します。書店で平積みになっていることから読んでみました。諏訪ノゾミの弔いのために東尋坊にでかけるが、キミががけから落ち、パラレルワールドに迷い込んでしまった。迷い込んだ世界にはキミの代わりにサキがいる。つまり、この話はキミが「いなかった」世界に迷い込み、キミが「いた」世界との違いに思い悩むのである。哲学的な話なんだろう。

よくよく考えたらすごく深い話のかなと思うが、最初は何がいいたいのかがわからなかった。結論がはっきり示されないからね。キミは、2つの世界を垣間見て思い悩むだけだからね。自分の存在意義ってなんだろうか?そういうものを考えるきっかけになりそうだ。なかなか人に勧めづらい本かなと思う。

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