itchy1976の日記

当ブログは、読了本の書評・感想とスポーツ、時事問題、日常生活のコラム中心です。TB、コメント、相互リンク依頼大歓迎。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

東野圭吾『眠りの森』

2006年09月26日 23時10分41秒 | 書評(東野圭吾)
眠りの森

講談社

このアイテムの詳細を見る


今回は、東野圭吾『眠りの森』を紹介します。美貌のバレリーナが男を殺したのは果たして正当防衛なのか?正当防衛なのか意図した殺しなのかを加賀恭一郎が追及するわけである。バレリーナのストイックさが際だっているなあという感じがします。一日練習をサボるとそれを取り戻すのが大変な世界なんだな。

加賀恭一郎は、真相を追究すると共に美女バレリーナの世界にどっぷりつかることになる。その中でも、浅岡美緒という女性に惹かれることになる。加賀は彼女を温かい視線で見守っているかのようなまなざしをしている。好きと言う気持ちと冷静に事件の真相を追究するという相反する気持ちを持つことになる。好きと言う気持ちが余りにも強すぎると、真実を曇らせることもある。正当防衛ならばいいなあと思っても、だんだんと真実が分かっていくともしかしたらという気持ちがよぎることになる。

本書は、バレリーナという独特の世界観を持つものを取り扱っていることから、ストイックだなとか閉じた世界だなという印象がある。その中でも、哀しい世界観ではあるけれども何か温かさを感じるのは、加賀恭一郎が浅岡美緒を見つめる視線の温かさを感じるからではないだろうか。

○2010/05/08追記
昔1993年に本書をモチーフにしたテレビドラマ(2時間ドラマ)があった。題名は「眠りの森の美女殺人事件」。加賀恭一郎役は山下真司だった。再放送をたまたま昨年みました。重要なところをかいつまんでいた感じで、そんなに本書の世界観を崩してなかったと思う。
配役はwikipediaより。
加賀恭一郎:山下真司 
浅岡未緒:原田貴和子
梶田康成:河原崎建三
斉藤葉瑠子:永光基乃
高倉捜査本部長:名古屋章

コメント (14)   この記事についてブログを書く
« 安倍内閣とは保守・仲良し内閣 | トップ | 東野圭吾『宿命』 »
最新の画像もっと見る

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yori)
2009-09-05 00:50:36
TBいただき、ありがとうございました。
当方からこちらへのTBが敵わず、コメントにて失礼致します。
この作品は加賀シリーズの中では、個人的に最も好きな作品です。ロマンスって良いですね!!
トラバありがとうございました (Tsugumi)
2009-09-05 07:16:33
加賀恭一郎のシリーズでは一番好きです。
しかし読んだのは4年も前で。。。。

時間があれば
また読んでみたいなぁと思っています。

Re:Unknown (itchy1976(当サイト管理人))
2009-09-05 23:45:12
yori様コメントありがとうございます。

私も、同様で、加賀シリーズの中では、個人的に最も好きな作品です。この作品は美しいなあと思います。

これからもよろしくお願いします。
Re:トラバありがとうございました (itchy1976(当サイト管理人))
2009-09-05 23:53:30
Tsugumi様コメントありがとうございます。

私も、加賀恭一郎シリーズの中ではいちばん好きですね。9月に加賀恭一郎シリーズ新刊『新参者』が刊行されます。楽しみに読んでみたいとおもいます。

これからもよろしくお願いします。

Unknown (苗坊)
2009-10-20 20:22:05
こんばんわ。TBありがとうございました。
この作品、大好きです。
加賀シリーズは何冊か読んでいますが、この作品が今のところ1番好きです。
「新参者」刊行されましたよね。
気になっていますが、まだ未読です。
事件も気になりますが、未緒とのかかわりも気になります。
Re:Unknown (itchy1976(当サイト管理人))
2009-10-20 23:53:23
苗坊様コメントありがとうございます。

私も加賀シリーズ(新参者以外)は全て読んできましたが、この作品が一番いいと思っています。

「新参者」刊行されましたが、読むタイミングが合わないかなとおもいます。今年中には手に入れて読んでみたいとは思っています。

これからもよろしくお願いします。
mahirose cafe (mahirose)
2010-05-08 17:50:55
TBありがとうございました。
テレビドラマになっていたのはまったく知りませんでした^^;
この事件のとき浅岡をかばったせいで、加賀は所轄に回されることになったはずですよね?!
Re:mahirose cafe (itchy1976(当サイト管理人))
2010-05-08 21:04:03
mahirose様コメントありがとうございます。

テレビドラマは1993年らしいですね。リアルタイムに見た覚えはないですね。その頃東野圭吾という作家も知らなかったです。テレビドラマは、昨年たまたま金曜深夜に何気にテレビをつけていたらやっていたと言う感じでした。

>この事件のとき浅岡をかばったせいで、加賀は所轄に回されることになったはずですよね?!
→そうです。『新参者』の終わりのほうに、そういう件がありました。読んだときに、浅岡美緒の事件なのだろうなと思いました。

これからもよろしくお願いします。
有難うございました (和音)
2010-05-10 20:36:44
TB有難うございました。

ドラマ化しているとは知りませんでした。
もし再放送することがあるなら、是非観てみたいです。
加賀シリーズはまだゆっくり読んでいる最中なのですが、加賀の未緒に対する視線の温かさはとても好きです。
これからたくさんの本を読むと思いますが、この本の加賀は忘れられそうにありません。
Re:有難うございました (itchy1976(当サイト管理人))
2010-05-11 07:07:55
和音様コメントありがとうございます。

ドラマ化されたのは、1993年で、約17年前ですね。

本書は、加賀恭一郎シリーズの中でも加賀の性格がよりいっそう表われているとおもいます。

これからもよろしくお願いします。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

書評(東野圭吾)」カテゴリの最新記事