恩田陸『ドミノ』 2009年11月08日 22時11分56秒 | 書評(その他著者) ドミノ (角川文庫)恩田 陸角川書店このアイテムの詳細を見る 今回は、恩田陸『ドミノ』を紹介します。主要な登場人物は27人と1匹。とらやの紙袋の入れ違いから、真夏の東京駅でこれらの人物が互いに絡みあって、ドミノみたいに崩れ去るドタバタ喜劇。何か心に残るものはないけれども、本書を読んで嫌な気になるわけではなく、スカッとする印象を残す。 登場人物が多くて困惑するかなと思ったら、うまく書き分けられて . . . 本文を読む