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予備知識なしの一般人が株式会社を立ち上げてみた。

2018-09-10 09:41:56 | 創業・起業モノ
おはようございます!
クラウドコンサルティングとネットワーク設計構築の技術者集団、アイティアスリート株式会社の中村学です。

本日は、まだ起業してないけど起業の仕方がいまいち分からない、という方向けに、
私が株式会社を設立した時の手順と苦労した面をまとめてみたいと思います。

内容的に手順が多いので長文となっています。ご了承ください。

まとめサイトで株式会社設立の仕方は、専門家の方々含めて非常によくまとめられておりますので、
私はその専門家の方々の意見を元に奔走した側として書いていきたいと思います。

注意点ですが、この手順は下記の前提条件を元に書いています。
・ビジネスを成り立たせる為(儲ける為)のビジネスモデルを図示、もしくは説明できる。
→会社を作ればお金が入ってくるわけではありません。
・創業後の動きを計画できている。
→計画を立ててから会社を作っても遅くはありません。
・必要となる運転資金に相当する資金の目処が立っている。
→資金が不足していたり、融資を受ける必要がある場合は、先にそちらを手当てする必要があります。
運転資金がいくらなのか?と考えてしまう方は計画不足ですので計画してからこの手順に入りましょう。
・利害関係者(ステークホルダー、簡単に言うと家族や同僚、上司、クライアント等)との合意形成が取れている。
→お勤めの方やご結婚されている方が退職されてからの創業を計画されている場合、
俗に言う嫁ブロックや会社ブロックの脅威を軽んじず、十分に説明を行ってから行動しましょう。
熱意と計画と運があれば、指摘していただいた方が貴方の味方となって、行動を後押ししてくれるはずです。

以上のように、資金が十分でなかったり、ビジネスモデルが確立できていない場合は、創業準備として、まずそれらを先に固めていただくことをお勧めします。

また、項目の右に書いている日程は目安の日数です。
役所に行かないと手に入らないものもありますので、あくまで最短の日程だとお考えください。
それでは始めたいと思います。

1. 資本金を用意する。(1日目)
まず資本金を集めます。
共同出資であれば、このタイミングで誰がいくら出すのか決めておきましょう。
当然ですが、出資比率の決定は株式会社の根本ですので、ちゃんと議論して決めましょう。
ここでモメると後続作業がすぐに頓挫します。

2. 出資者に印鑑登録証明書をもらう。 (1日目)
登記の際には正確な氏名の漢字や住所表記が必要となります。
また、印鑑登録証明書が出資者の方は1通、取締役の方も1通、出資者・取締役双方の役目を担う場合は2通必要となりますので、このタイミングでもらいましょう。

3. 取締役を誰にするか決めておく。(1日目)
共同出資の場合は、取締役及び代表取締役、必要に応じて監査役をこのタイミングで決めておきます。
なぜなら、ここで決めないとこの後に出てくる定款が作れません。。

3. 会社設立freeeやMF会社設立のアカウントを作って、電子広告サイトを作成する。(2日目)
はい。ここから一般市民の馴染みのない作業が始まります。。
会社設立時には様々な書類を様々な役所に届ける必要があります。

今は必要事項を記載するとこれらの書類を自動的に作成してくれる便利なサイトがあります。
会社設立freeeとMF会社設立です。

この二つのサイトは秀逸で、必要事項を記入すれば、どの書類をどこの役所に持っていけばいいか、指示してくれるんです。
ただ、大体というのが肝で、最速で立ち上げたい人は色々罠がありますので、気をつけて(?)ください。
とはいえ、印鑑登録証明書を元に必要事項を記入していきます。
まず最初は電子広告と言って、株式決算の報告サイトを作成します。
確か年間1000円程度だったと思います。
ただ決算書を置いておくだけなので、どこでもいいと思うんですが、
会社の費用にしていくためにも、無駄な時間を極力省くためにも、確実な方法をお選びください。。

4.電子定款を作成する。(2日目)
はい。
この定款ですが、会社の基本規則(会社名、資本金、株主、出資比率、本社所在地)を記載するものとなります。会社設立freeeかMF会社設立でこの定款を作成できるようになっております。

5. 定款を行政書士に依頼して、公証役場での定款認証手続きを代行してもらう。(2日目)
4で作った定款はこれだけでは効力を成しません。
公証役場という場所があり、この定款や例えば遺言といった私文書を、
この内容で間違い無いという認証を行ってもらえます。
とはいえ自分でこの手続きをやろうとするととてつもない労力がかかりますので、これまた会社設立freeeかMF会社設立で行政書士さんに代行を依頼しましょう。
私は会社設立freee経由で行政書士さんに5000円で受けていただきました。
サイトから依頼を投げると会社設立freeeに登録している行政書士さんからメールが送られてくる仕組みになっているのです。
そのメールのやり取りでお金を振り込んだり、認証された定款を受け取る日程を決めます。

日程を決める?
そうです。ここからは人力なので、大体5営業日程度かかります。
本当に急いでいる人は行政書士さんに相談してみてください。
お金を積めば優先的にやってくれたりします(笑)

6. 認証された定款を受け取りに行く。(10日目)
5の行政書士さんの指示に基づき、認証された定款を受け取りに行きます。
この時の持っていくものが、私にとって結構ハードルがありました。。

◆絶対に持っていくもの
・行政書士さんに電子署名された定款を印刷、製本した物
・出資者全員の印鑑登録証明書
・認証代50000円プラス定款の謄本作成費数千円
・空のCD-R(定款のデータを受け取るため)

特に定款の印刷した物は出資者全員の実印を使って契印を押す必要がある為、
共同出資した場合は、出資者全員の実印を借りるか、全員集まって契印を押す必要があります。

これ、結構大変です。
ちなみに各ページに契印を押すか、製本テープ使ってテープに契印を押すか選べますが、圧倒的に後者が楽なので、製本テープ頑張って買いましょう。100円ショップでも契印押せる製本テープわざわざ売ってます!
定款を受けると公証人の方が目の前で認証してくれます。

ちなみに、私の場合は気のいい年配の方で、「会社作るの!そうなんだ!頑張ってね!今認証するからね!」と励ましてくれました(笑)

7.定款を元に、創立総会を開く。(11日目)
発起設立は必須ではないのですが、株式会社を設立する前に取締役や資本金の決定、会社が違法設立ではない事の報告を行う為に、株主全員で創立総会を開きます。
ここで出資金の払い込み日を決定しておきます。

7. 出資金を代表取締役名義の銀行口座に振り込み、通帳のコピーを取る。(12日目)
出資金が間違いなく出資者から支払われた事を示す為に、代表の銀行口座にそれぞれ出資金を振り込みます。
代表自身もその口座に振り込むアクションを取ります。
間違いなく自分のお金を振り込んだという証左になります。
終わったら通帳のコピーを取ります。

8.会社設立登記申請書を作成し、税務署に提出する。
いよいよ大詰めです。
ここまで出来たら会社設立freeeで会社登記に必要な申請書を作成し、税務署に提出します。

9.役所に印鑑カードを貰いに行く。(14日目)
法人登記できているのであれは2日後程度で登記完了しています。印鑑カードいう実印レベルで利用できるようなものがもらえます。

株式会社の設立日は8のタイミングとなります。

いかがでしょうか。
大体早くて14日目には全行程完了するはずです。

問題は手続きはこれだけではないという事。
社会保険や雇用保険、労災保険や税務署への届け出があります。
道のりは険しいですが、みなさんやられている事ですので、頑張りましょう。
それでは!
ジャンル:
独立開業起業
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