Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

『ヴェニスに死す』で超絶美少年を観た

2012-03-20 | カルチャー

大学生の頃は、若気のいたりで、アーティスティクなものにすり寄りってた時期があって・・・・・当時、ルキノ・ヴィスコンテイとか、鈴木 清順とかの映画を熱心に見ていました。
かれこれ四半世紀前のことです。

齢を重ねると、気負いはドンドン削り取られいって、いまのミーハーなおばちゃんの出来上がり。
息子には『いまさらアイドルにはまって・・・・・』とあきれられていますが・・・・・・・・この歳になると、好きなものを、広言してなにがワルイ、と開き直れます。
『あゝ、荒野』の舞台で、観客席に降りてきた松潤を1メートルの至近距離で見たときは、『キレ~イ』と、ぶっ倒れそうになったし。


松潤以上に、『世の中にこんなキレイな男の子がいるのかっっっ』と、ため息が出るのはビョルン・アンドレッセンです。
ヴィスコンティ監督の映画『ベニスに死す』の貴族の美少年 タジオ役。
いまだかつて、あの映画の中の彼以上にキレイな男の子は見たことが無い。

その『ベニスに死す』が、リバイバル上映をしているので、行ってきました。

      
              

スクリーンで大写しになると、『うわっ』となります。
イケメンと呼ぶには、ちょっと違う種類。死語だけど『魔性の美少年』としか言いようがない。こんなに流し目が似合う10代はいないよ。
『ヴェニスに死す』は、ヴィスコンテイ監督の貴族趣味がたっぷりの退廃的な映画。非日常で大時代的。映画を観たなぁ~、という重厚な気分になれること間違いナシ。


ところで・・・・・・私は、ビョルン・アンドレッセンは早世した、という都市伝説を、今日まで信じてました。
『えっ生きてたの』と、ビックリしたし、ガッカリしちゃった。ショック~
だって、『美人薄命』を地でいくようなタイプだったんだよ?還暦迎える魔性の美少年なんて、想像したくないよぉ。


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