けやきの樹の下から

日々のことを綴ります。

REAL CLOTHES②

2022-10-15 10:30:00 | 日記
続きです。
高めのお店…と言っても選ぶお店がプチプラばっかだったのでどんなのがあるかをいまいちよくわかってなかったんだけど
私には師匠がいた。


と言っても勝手に密かに参考にさせて頂いてただけなんですが(笑)


その方は私の指名のお客様で、
毎回とてもかわいいカッコで来るのですよ(^^)
その方を「お洒落番長」と密かに一人呼んでます😆以下その方を「番長」とします(笑)


番長が身につけてるものは
デザインが可愛い
色合いが可愛い
生地がしっかりしてる
てのが見た目でわかる。
ハンガーにかけてるもののタグが見えたりするとこういうお店かと覚えておいてググって調べて値段知ってほげーと悲鳴あげたり、実際に「今日のお洋服もとてもかわいい!どちらのお店のものなのですか?」とダイレクトに聞いたり、
そうしながらリサーチしていった。



プチプラ製品と比べると確かに高いんだが、「3ヶ月に1回ならイケる」ということに気づく。



3ヶ月に1回
これはどういうことかというと、
インセンティブが入る月なのだ。


①にも書いたが指名が増えたので生活が少し楽になり、ゆとりができた。


つまり良いお品を買える。


次は実際にお店で見て回ろうと決意。


店員さんに話しかけられないように(見てるだけ時あるある笑)、ざざっと見て回る。迷惑である。でもこれは私の「脱・プチプラ」にとても必要だった。値段に臆しないために。


やがて少しずつ慣れて来て、
ときは今年の春


春先に着るものがなくて毎年とても困ってた。


なので脱・プチプラデビュー戦は春物とした。


しかし、着たいものがどうにも見当たらない。お金はある。だがない。何を着たらいいのか全然分からない…


あげく店員さんに聞いた。何を着たらいいですかと。店員さんも困ったろうな〜^^;あのときの店員さん、ごめんなさい🙇


そして出会いがあった。
「え、、、かわいい」
と、とあるお品に一目惚れした。


それがこちら


SLOBE  IENAのボタンダウンシャツです。
ボタンが全部同生地で作られたくるみボタン
襟の後側や袖に2つついてるものも全て同じボタンがついてて、芸が細かい✨

色は鮮やかな青
ぴーかんの時の、青空の色


即買いでした。


「これを着たい」
心からそう思えた1枚だった。


お値段はというと
正直1万円をオーバーした。

それでも良かった。
なにより、
「これを着たい」
という気持ちが勝った。


買って帰り、自宅で早速着てみた。
姿見に写る自分を見てニヤニヤニヤニヤ。
ウフフウフフニヤニヤニヤニヤ。


ひとりなので心置きなくニヤニヤした。


「脱・プチプラ」というよりも、「脱・首かしげながら買う」だったかもしれない。


自分で言うのもなんなんだが、このシャツはすごく自分に似合っていると思えたし、
実際に普段私の着るものになんも言ってこなかった先輩の一人から「それめっちゃ似合ってるし可愛い」といわれた。


心の底から
「これがほしい」「これを着たい」
と思うことは、誰のためでもない、
「自分のため」
だということが、
やっと、やっとのことで分かった。


そしてそういうものを着ることで、何より自分がアガる。


自分がアガることで下を向いてたのが自然に顔を上げ胸を張ってる



「着たいものを着る」ってすごいなって思った。



なんかまた長くなったのでまた切ります^^;

続く。










REAL CLOTHES①

2022-10-13 10:00:00 | 日記
子供の頃、ピンクのものを身につけるのが苦手だった。




花のピンクはとても好きなのにね



時代は昭和50年代
当時の小学生の女の子たちは色はピンクや赤、フリフリのフリルがついたブラウス、ひらひらのスカート、髪にはリボンなどが定番だったが、


その定番が私はことごとく似合わない(・・;)


その上、お人形遊びより外遊びを何より愛していた私は、
休み時間といえばスカートの裾を抑えながらしおらしくゴム段をする女友達たちには目もくれず、
スカートどころか兄のおさがりのズボンばっか着て、
鉄棒でぐるんぐるん回り、
ジャングルジムをお猿のごとく駆けのぼり、
校庭では地面に陣地を描いて「陣取り」を繰り広げ、
隙あらば泥まんじゅうをこねていた。


こんなだったから、スカートなんて履いてたら惨劇になっていたことだろう。そしていまだにゴム段のルールややり方を知らない(・・;)



そんな小猿のような子供だったからか、よく男の子に間違えられた。


ある時ピンクの服を着ていたら、自宅に来たお客さんに
「ここん家は女の子がほしいあまりにボウズにピンクを着せてるのか」
と言われ、
「あたし女の子だもん!」
とそのお客さんに食ってかかったことがある。


以来、ピンクが苦手になったというわけだ。


花のピンクは(ry


実際に似合わない。本当に似合わない(・・;)
自虐的ではなく、本当にそうなので仕方ない。


なぜそこまで似合わないのか自分でも謎だったが、実際のところ色味の問題もあって
ようは「似合わないピンク」というのは、ベビーピンクやパステルピンクなどブルベースの人にしか合わないピンクのことで、
私はイエローべース(加えて子供の頃は日焼けで真っ黒だった)なので、コーラルピンクだったらまだ違っていたんだけども、


子供のときなんてイエベのイの字もまだ存在してなかったはずで、同じピンクでも似合うピンク似合わないピンクがあるなんて、思いもしなかったというわけだった。


けど先程の自宅に来たお客さんのように、一般的な大人から結構分かりやすく「お前はピンクは似合わない」的なことを言われ、今思うと、自分を飾るということに抵抗を感じたのがこのときだった。


つまり自信がなくなった。


拍車をかけたのは小学校卒業式
この時母親がグレーと赤のチェックのツーピースを買ってくれ、私はそれが気に入ったのだけど、同級生たちは紺とかそのへんの色またはやはりピンクや赤などのワンピースやツーピースを着ており、一人違う色合いのものを着ていた私は明らかに浮いていたし、


とどめとして何人かの同級生の女の子たちが、私の方をチラチラ見ながら「似合わないよね」ととてもわかりやすく陰口をたたいてた。て言うか聞こえとんねんおまいら。


…まあこんな感じで、さらに自信がなくなった。


ちな男の子に間違えられる人生はなんと最近まで続いて、最新は3年くらい前(笑)46歳んとき(笑)
会社の制服を着てたのに通行人のおばあちゃんに兄ちゃんと言われた😂職場の人たちと爆笑した。


一番我ながらアレと思ったのは20代の夏、上がTシャツ1枚だったのにもかかわらずすれ違った中学生くらいの男の子二人連れが私の方を見て「あの人男?女?どっち?」と言われたこと。
当時ガリガリでショートカット…胸とは…まあひんぬー教信者ですから…


話をもとに戻すと(笑)、
「女の子=ピンクや赤」「女の子=スカート」という固定概念に非常に違和感を感じ、どう見ても「可愛い」からは程遠い自分に、
長いこと悩む日々がはじまった。




大きくなるにつれファッション誌を読むようになったけど、雑誌の中の可愛いきれいなモデルさんたちの着る服は雲の上の世界のようだった。
デザインもだけど値段もだ(笑)


当時多分DCブランド全盛期だったのではないかな?懐かしいな(笑)


記載されてる値段は「どこの金持ちが買えるのこんな高いの」てなのばっか。
時代はバブル期だったから尚更だったのかもしれない。


この頃も自分が何を着たいのかさっぱり分からなくて、イトーヨーカドーの地下で売ってた若い子向けのお洋服を首を傾げながら買っていた。明らか迷走していた。


この傾向は結構最近まで続き、選ぶのはプチプラのお店ばっか。


すぐにくたびれたり劣化が早かったり縫製どうなってんのてのがやはり多いが、そしたら処分してまた買い足せばいいやって感じで、
何よりもやはり首を傾げながら買っていたというのが変わらなかった。


職を転々としてきてしまったのも服にお金をかけてこれなかった理由の1つ。
生きていくだけで精一杯な時期が結構長くて…



今の仕事につき、指名をたくさんもらえるようになって、少し生活が楽になってきたのは本当にこの2年くらいのこと。


転機があった。去年の冬だ。
この数年はまともに服を買ってなく、毎年ぺらっぺらのニットばっか着てて寒くて震えてたんだけど、あまりの寒さに降参、プチプラのお店でニットを買った。

そしたらそれが思いの外暖かくてびっくりした。


勢いに任せて&50%オフにつられて合計4枚買った。


そしたら、プチプラだからか、そのうちの2枚にほころびが…
ニットの修繕なんてできないので普通に木綿糸で縫い合わせて(笑)、見た目なんとか大丈夫にしたけど、がっかりしてしまった。買ったばっかなのに、と。



このことがあり、今まで見向きもしなかったというかできなかった、高めのブランドのお店のものに目を向け始めた。



ちょっと長くなったので一旦切ります(^^)

続く。

「受け流す」ということ

2022-10-09 09:30:00 | お仕事のこと
ちょいと職場の人々とのことを書いてみます。


うちの職場はおなごしかいないにも関わらず、比較的平和(意味深)にときは流れていっています。笑


店長と私→社員
後輩子→契約社員
先輩3人→パート
という構成です


このパート3人のうち特に二人が非常に自由😂


一人はのんびり自由😂😂
もう一人は「施術以外のことはしたくない、定時に帰りたい」ということさら自由な人😂😂😂


さてこういう人たちに対してわたしがやってる対策?は、
「んも〜、自由だな〜!」
と受け流して自分がそのぶん動く。


つまり彼女らの自由さを「受け流し」ている、ということです(^^)


なんていうか仕事をしてると、家事で言うところの「名も無き家事」みたいなもんが出てきます。「名も無き仕事」とでもいえばいいかな?

例えば、ありとあらゆるもんの補充。
減ったもんを継ぎ足すとか、このパートたちはぜったいやらんし、継ぎ足されてることにも気づいてないだろう(笑)


そういうの含め、「なんでやらないの」とイライラするより、してくれるのを待ってるより、自分がやったほうが早いからやっておく。


「受け流す」ということは「ひとに対して期待をしない」ということでもあります。


写真はキバナコスモス






もー、この考えすっごく楽で、自分が気持ちよく仕事ができるので、本当助かっています‧˚₊*̥(*˙꒳​˙* )‧˚₊*̥



まあそれでも全てにおいてではなく、一番自由なパートさんは自分が入った施術で使った小道具を最後まで洗わなかったりしてるんですが(笑)、こういったのは逆にぜったい手を出さないようにしてます😂😂😂


そうしてると本人がされてないことに気づき、最後にまとめて洗ってる(笑)(笑)


それを見たとき溜飲が下がってるので我ながら自分は腹黒いと思っています😂😂😂




その一番自由なパートさんから私だけたまに嫌味を言われることがありまして、社員disりもこの人だけからやられますが(笑)(笑)、
2ちゃんねるまとめスレで出てくる嫁いびりをするクソトメといびられてる嫁みたいな関係みたいだなと思ったら爆笑してしまい、それを店長にも話したら店長も爆笑、以降その最自由パートさんは私と店長は「トメ」と呼ぶようになりました😂😂😂
※実際世の中のトメのような年代なためもある


「さっきトメがさあ」とか普通に言ってくる店長に「またトメなんかやったんすか」とか返してるあたり、もはや私と店長の間ではトメが固有名詞になってて笑えます😂



ちなみにトメから嫌味を言われた際は「いやどうなんですかね〜」とか「そうなんですかあ〜」などとテケトーに返しつつその場から逃亡します(笑)


相手にしないこと、その場から逃げることで「受け流し」ているわけ。


まともにとることはほとんどありません。
たいていトメの思い込みとか勘違いとかなので😂😂😂



そんなトメですが、指名数トップなんですよ!全社員対象で。


だから昔から甘やかされて片付けとかみんなからフォローしてもらいつつやってきたようなんですよね、
それだけ忙しいなら無理ないんだけども、
礼を言うことがめったにないんですよね〜😂😂😂
あとフォローしてもらって当然と考えてるところ絶対あるし。
そんな考えだとそのうち誰からもフォローなんてしてもらえないぞ、トメよ。


(すでに私は最低限しかしねえけどな!やってられっか自分のこたぁ自分でしやがれてのが本音😂)


とここでだけ暴言はいてみました。
最低限のことしかしねえと言ってもやるこたあやりますがね。全体の流れ把握することにも繋がるし。


受け流すの本当おすすめです😂


先日もトメからとてもトメトメしいことを言われまして笑いそうになってしまいましたがこらえました。


毎回「絶対に笑ってはいけないトメ対応」です😂


明日店長にチクって笑おうと思います😂





【植物すごいぜ!】④因幡の白兎と蒲(ガマ)

2022-10-07 10:00:00 | アロマセラピスト日記
植物すごいぜ!シリーズ更新です(^^)




さて本日のお題は「蒲(ガマ)」

写真フォルダにあったのを見つけたもんで笑

串に刺したソーセージみたいなガマですが(笑)


写真の状態は穂になっちゃってる状態ですが、多分ガマってこの状態の姿を一番見かけると思うんですよね(^^)


穂になる前の花の時
蒲の花粉は「穂黄(ほおう)」という生薬に使います。主に外傷に効くとのこと。


で、この「穂黄」はすっごい昔から使われていたらしく
「元祖・日本昔ばなし」である「古事記」に出てくるんですよね❀.(*´▽`*)❀.



しかも結構有名なエピソード「因幡の白兎」に。



白兎が和邇(ワニと読む、ワニザメのことらしい)をだまくらかして利用し、しかもそれを利用した後暴露したもんだから、和邇が怒って白兎の皮を剥いだ
白兎が苦しんでるところにオオナムチが通り掛かり、なぜそんなに苦しんでるかを聞き、白兎から理由を聞くと、
「ガマの花粉を敷き詰め、それの上に転がってご覧」とアドバイスする
白兎は言われたとおりにし、程なくして傷が治った

と、すっごくざっくり書きましたが、こんな感じ


古来からそんなふうにして使われてたこと、そんな昔々から生息していたことが個人的にとてもささるとこなんですが、


昔話って割とこんなふうな猟奇的なこと書いてきますよねってのが面白いꉂ😆ʬʬʬ
意外と容赦ないていうか笑


ガマを見るたびにこの白ウサギのエピソードを思い出しちゃいます。


古事記面白いよ古事記📖













人徳かと思っておこう

2022-10-06 19:30:00 | 日記
先日のお話

早めに職場の最寄り駅について定期券を買ってたら、「あの!羽田空港に行くにはどうやって行けばいいですか!?」となんやら知らんおばちゃ…女性の方に聞かれました。


※ちな職場最寄り駅は埼玉某所


羽田空港!?蒲田か川崎から京急しかわかんねえと思いつつ、iPhoneで他のルートもあるのかなと調べながらそう言ってたりしたら、やはり知らんおいちゃん…男性の方から「品川からモノレールに乗ればいいよ」と助言を頂き、あっという間に解決しました笑


女二人でワアワアやってんのが不憫だったのかな😂



そしたらおばちゃん、いや女性の方は、さらに「羽田空港まで切符って一気に買えないの!?」て😂

しらんがなーーーー!!と切符のボタン見たら「羽田空港第1ターミナル」とかいう
ボタンがあってそれでいいんじゃねとかなんとかテケトーに言ってみました。いいよね(•́ω•̀;≡;•́ω•̀)?



一方その頃職場では、店長が「〇〇さん(私の名字)が来ない、いつも早めに来てるのにシフト20分前になっても来ない」とぷちパニック、着信ガンガン😂


早めに着いてた意味がなかったです😂


写真はスズカケ
紅葉始まりました!






それにしても…
私はなんだかよく道とか電車のルートとか聞かれます(・・;)


電車乗って座ってiPhoneいじってると私に向かってズンズン来てこの電車上野まで行く?と外国の方に聞かれたり(・・;)


外国の方は様々で、アジア人もいれば白人の方もいて、ある白人の方は教えたら「アナタイイヒト!」と言いながらサッポロ黒ラベル500MLをくれました(酔っ払いだった)😂
呆然としてしまい受け取ってしまったものよ、私酒飲めないので、同僚にもらっていただきました😂



別な話では、やはり道を聞かれた白人ご夫婦をその場所までつれてってあげたら、お礼にとブルガリの石鹸を頂いてしまったり(・・;)人生初ブルガリ…


あれ?こうしてるとなんだか色々物品もらってるなあ(・・;)



別に私いい人そうとか多分見えなくて(断言できるが)、それどころか多分外に一歩出たら、絶対モブ化するくらいにはどこにでもいるごくふつうのおばちゃんて感じと思います(`ω´)キッパリ!!


だからこそ話しかけやすいんかな〜🤔


けどこうも考える、
自分がもしも道に迷ったとして誰かに聞くとしたら、無難そうな人とか優しそうな人とかを(偏見まみれの見た目で)選んでるので、自分がもしも聞きやすい人であるならそれは嬉しいことなのかもしれないと。


じ、人徳かな??(笑)


まあこれからも「ふつう」に磨きをかけていきましょ(^^)


見た目ってある意味とても大切だと思うのです。