新!編集人の独り言

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若かりし頃の話

2008-07-04 13:16:44 | Weblog
自分が初めて入った会社は「ハム屋」さんです。

これでもとりあえず、成績トップだったらしく、考えてみれば『俺がトップという事はなんてレベルの低い会社なんだよ」という事になりますね(笑)

会社も期待してたんでしょうかね?配属は何と「人事部」
でも、正直人事部ってイヤでしたね。
どちらかというと「黙々と仕事するタイプ」ではないので。

配属されてまずやらされた仕事は「残業時間の計算」
この会社、当時はデパートにも沢山入っていました。福岡の岩田屋にもあったし、広島の福屋にも、札幌三越にも・・・
当然営業時間も違うし、職種によって残業計算の方法も違う。

とまどいましたね、正直。

で、もたもたしちゃう訳ですよ、残業代に響く訳ですから。

締め切りの段階で手元に後10枚くらい残ってしまいました。
当時の課長がまたイヤミなタイプで、自分にとっては、こないだの部長と同じように「人生で許せない奴」のひとりです。
「編集人くん、なんで締め切りまでに出来上がってないんだ?」
「すみません」
「できないならできないで、他の人にやってもらうから」
「後少しなんでやらせてください」
当時はこの課長の力がもの凄く強く、自分をフォローしようものなら、フォローした人が辛い目にあうので、一切のフォローはなかったですね。
一人でシコシコ残業代の計算をしていました。

そして数日後・・・
給料の計算が終わって、給料日・・・
課長の下に一本の電話
「はい、もしもし、あ、どうもお久しぶり」
普段は仏頂面の課長が満面の笑みを浮かべて電話に出ているんですが・・・
「ええ、どうしました・・・・ええ・・・ええ・・・」
笑顔が消えて、こっちを見ている・・・怖い顔して・・・
電話を切ると
「編集人くん、ちょっとこっち来て」
「はい」
「残業計算、間違ってるんじゃないか?」
「いや、ちゃんと計算しました」
「間違ってるって言ってきたんだよ」
「ええっ」
「調べなさい、大至急」

急いで調べたんですけど、結果は・・・・
「間違いありません。再計算しましたけど、こっちの数字が正しいです」
「本当か?貸してみろ」
計算を始める課長・・・・
「やっぱりお前が間違っているだろ」
「えっ」
「この人は調理師の計算で出すんだよ。何一般職の計算でやってるんだ。注意力散漫だからそんなことになるんだよ」

・・・そんな話聞いてないし、その人が調理師の計算で残業計算やるなんて初めて聞くし
すると係長が
「俺言っただろ?気をつけろって」
「何ミスってるんだよ、お前は」

ええっ、あんたら普段は俺に声かけないじゃん。
多分、自分たちが言い忘れてたんだと思う。だって他の人のはちゃんと計算できてるんだから・・・

「君ねぇ、残業代を間違えるっていうのはどれだけ大変なことかわかってるだろ?全くもってビンボーくじひいちゃったよ」
課長のつれない一言・・・・

その日はもう泣きそうな気分で1日を終えました。

こうして、一年間に渡る地獄の日々が始まったのです。

次回に続く・・・

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