福田首相は、いかにもトロすぎる。一刻も早く退陣せよ!

2008年02月14日 17時18分16秒 | 政治
◆せっかく景気が大勢上昇軌道にありながら、福田康夫政権は、これを力強く押し上げることもなく、貴重な時間を無為に過ごし、その結果、日本経済が「不況」へと突入するのを「無策」のまま静観し、国民の多くを「座して死を待つ」の悲惨な奈落の底へと突き落とすばかりになりそうである。
 今回の大勢上昇軌道は平成14年秋から始まり、7年を経て、平成21年暮れにピークに達し、そこから3年後の平成24年夏に終息する。好況・不況が、「10年周期」で循環しているからである。前回バブル経済のとき、実態上のピークが6年目の末であり、最後の1年が、デリバティブの成せる業だったことと照らし合わせれば、平成20年暮れが、「本当のピーク」であるとも言える。
◆そのピークを前にアメリカからは、サブプライムローン破綻の影響が、日本経済を直撃し、中国からは、「毒入りギョウザ事件」が襲ってきたのだから、たまったものではない。
しかも、8月開催の北京オリンピックを控え、アメリカ映画のスピルバーグ監督が、中国に対し、「芸術監督」を辞退すると通告したとの報道があり、前途に不吉な暗雲が漂い始めている。20万人もの犠牲者が出たと言われる「ダルフール虐殺事件」について、中国政府がスーダン政府に何ら抗議の声も上げていないことにスピルバーグ監督が怒っているのである。日本人が同じようなことをすれば、中国は、官民揃って「反日運動」を起こすに違いなのに、相手が有名な白人とあって、グーの音も出せないらしい。もっとひどいのは、福田首相である。中国に何も言おうとしない。誠に情けない限りである。
◆アメリカのブッシュ大統領は、16兆円規模の減税措置を議会の賛成を得て断行、国民・納税者1人当たり、「6万円」の小切手を送るという。これでもって国民の消費意欲を喚起しようとしている。その効果のほどはともかく、何と素早い措置か。その機動力には、つくづく感動をさせられる。
◆これに引き換え、福田首相は、いかにもトロすぎる。7月の洞爺湖サミット前に一刻も早く退陣してもらいたい。そうでなければ、国民の多くが、「無策」という名の「悪政」の被害者にされてしまう。
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