土木屋日記

土木家になりたい、土木屋のひとり言。

天の恵み...!

2015年06月08日 08時58分33秒 | どぼくや農園

一昨日はようやく‘天の恵み’をいただき、畑も体もホッとする時を過ごしました。

まとまった雨はおよそ3週間ぶりになるようです。

地域によっては数日前に降った所もあったようですが、ウチのまわりだけは外されていました。

 

そこで、久々の「どぼくや農園」情報となります。

5月下旬の最終定植を終えホッとしたのも束の間、第一陣はつる引き作業を終えすでに交配段階に入りました。

今年の春はとても極端な天候になっています。

4月は天候不順で雨が多く、なかなか畑が乾かないため、耕耘をはじめその後の作業が遅れてしまいました。

そして、5月に入ると今度は晴天続きで土壌乾燥が激しく、定植後の成長も思わしくありません。

特に傾斜地である‘第1圃場’の上の方は、毎年のことながら生育がイマイチです。

結局、枯れてしまった苗も何本か出てしまいました。

わかりづらいですが、写真の(コンパニオン)ネギの根元に横たわっているのが、枯れた本命のスイカ苗なんです。

その後、枯れたスイカの代わりとしてメロンを植えてみました。

(・・・ネギはやはりたくましい!

 

マルチシートの中は水滴が付いていて、一見水分は大丈夫そうに感じます。

しかし、よく見ると乾燥してひび割れが起きています。

実は数年前までは、マルチの中に灌水するためのチューブをしっかり入れていました。

しかし、天候もまあまあで水分もそれなりに確保でき、あまり活用できていないことから最近はすっかり手を抜いていました。

灌水チューブは使わなくても紫外線でダメになるし、全面設置というとお安くないんです。

 

でも、今年のような状況では一株ごとに灌水する‘灌注方式’では、時間がかかる上に断然灌水量が違います。

先日行われた現地講習会では、1株あたり大玉で5リットル、小玉で3リットルの灌水が必要というようなことも言っていました。

今まで1株あたり2リットルぐらいと覚えていたので、これまでの倍の水量と時間が必要になります。

 

ということで、後々のことも考えて今更ながら灌水チューブを入れてみることにしました。

マルチシートを張る前なら何のことはないのですが、トンネル掛けした後でかつ定植も終わっているということでそう簡単にできそうにありません。

いっその事、畝の片側を掘り起こし、マルチシートをめくり上げて入れようかとも思いましたが、なるべく土を傷めずに作業したいという欲求から試行錯誤してみました。

使おうと思っているチューブは数年前の再利用品、暗室で保管しておいたのですが通水試験をしてみると結構余計な穴が開いています。

穴が均一でないと灌水量のバラツキがでるので、気づいたらすかさずその箇所で切断していると...細切れ状態です。

・・・でも結果的にそれがとても都合の良いことでした。

 

これが作業前の状態。

ビニールトンネルの右側にある青い灌水チューブを、地面を覆っているマルチシートの内側に入れたい

エイッ!

と、こんな感じの作業です。

(・・・シートをいったん切ってチューブを入れた後にテープで貼り付けてもよかったのでしょうが、ピンと張ってあるシートは切るべきではない!と感じました。)

 

そのやり方として私の頭で思いついたのはこの方法ぐらいで、写真の右にある細い棒を使ってみました。

細くて長くそして軽いモノ?ということで探した結果、トンネルの支柱に使っているグラスファイバー製の棒です。

作業イメージは、本業である土木工事現場で下水道管の清掃をするときの一昔前(・・・今は少し進化しています)の段取り...。

 

棒を先頭にマルチの中に水糸を通し、次にもう少し丈夫な紐を水糸につなげて通します。

下水道管ではトラロープを使っていますが、灌水チューブを引っ張るだけならできるだけ軽く抵抗のない方が良いようです。

スルッと水糸が通りました。

ソロソロッとナイロン糸が続きます。

ジワジワッと本命のチューブが引っ張られますが、これが結構大変です。

マルチシートの内側は水分があるのでビニール同士の摩擦はかなり大きくなります。

無理をして引っ張ると灌水チューブの方が千切れてしまうほどです。

経験上、チューブを損傷なしに引っ張れる長さは20メートル以内のようです。

・・・なので、中継点が必要です。

出来るだけ穴を小さくしながら、マルチシートを縫うように棒を移動させます。

チューブを通す時の注意点は、途中でねじれないようにすることです。

ねじれているとそこで水が止まってしまいますから...

さて早速、試運転!

楽チン!楽チン!

なかなかいい感じです。 

その後さらに改良した結果、グラスファイバーの棒を連結しかつ水糸を省略してナイロン糸を直接引っ張ることで、さらにスピードUPできるようになりました。

今回の作業の結果、一番手間がかかるのはチューブの穴の確認作業のようです。

中に入ってしまうと多少漏れていても気づかないので、灌水量が均一になりません。

これも、毎年新品を使えばまあ問題ないですけど...

 

 

実は、今年のどぼくや農園のテーマは「頑張らない農作業・・・」のつもりです。

といっても‘手を抜く’ということではなく、‘苦痛を伴うような作業はしない’という意味です。

 

スイカ栽培で言えば、ツル引き作業のようにその時にやらなければ意味がない作業がたくさんあります。

そこで前後の作業をよ~く考えて、気力を振り絞って頑張らざるをえない拷問のような(?)状況ではなく、楽しみながらやれるようにしたいと思っているところです。

 

そのためにも今回の灌水システム(?)が、大活躍してくれることでしょう...たぶん!? 

さて、今日も天気が好い! 頑張らないようにするためガンバルぞっ...

 

今回はここまで、...つづく。

 

 

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