深海生物館見たさに西伊豆まで行ってきた。
西伊豆っていうのは、うちからはとにかく遠い、片道160kmくらいあるんじゃないだろうか。
一度は行きたいと思いながらも、今までは遠さと、道のカーブの多さでの車酔いへの懸念で諦めざるをえなかった。
しかし!
かつて車に乗せればヨダレだらだらだったビスケもまったく車酔いしなくなったし、同居人に
大人でこんなに酔う人、初めて見たとまで言わせたこの私も、とても良く効く酔い止めの薬を見付けたため、最近は遠出も楽勝になってきたのだ。
さて、朝早く出てまずは沼津へ。
西伊豆は、他の伊豆地域と比べても犬可施設はかなり少なく、沼津にも犬が入れる食事処はほとんど無い。なので、朝食は
テイクアウトにしようと決めていた。
というわけで沼津港、朝から営業してる
丸天さん。
近海寿司。
沼津港の近くに公園があるので、そこの駐車場で食べる。
もう少し暖かければ、公園で食べても良かったかも?
朝から
ガッツリ食べた後は腹ごなしに、この辺りに来たならばお約束の
恋人岬に行ってみた。
平日昼前にもかかわらず、人がたくさんいて驚く、そして、
連続する坂道にも驚く。
きっとカップルがこの山あり谷ありな道を一緒に行くことで絆が深まるとかそういうコンセプトなんだろうと想像しながら、まさかの
ちょっとした山登りをこなす。
さすが景勝地だけあって眺めは絶景だった
鐘は鳴らしてみたが、予想外に大音量でびっくり
本当は少し歩いた別の場所に、もうひとつ別の鐘があるらしいのだが
体力の関係上、寄らずに車へ戻ることにした。
それから三津シーパラダイスに行ったのだが、これは事前のリサーチ不足というか勘違いで、ドッグスリングで入館できるかと思い込んでたが、キャリーバッグやケージに完全に中に入った状態じゃないと入園できないのだった。
ケージを貸してくれると言って頂いたのだが、ケージ+犬の重量を持って歩く根気がなかったので残念ながら断念。
今まで、欲しかったけどあまり使わないかなと思って購入を見合わせてた
ペットカートをそのうち買って、次回には必ず行こうと決意するのだった。
さて、海を眺めながら、宿泊予定地の堂ヶ島を通り過ぎ、次の目的地は松崎。
伊豆の長八美術館に到着。
同居人が一度は行ってみたかった場所だという。
なんでもこの建物を建てたのが
有名な建築家で見てみたかったようだ
私は全然、この長八さんという人も知らなくて、漆喰というのもコンクリート的なものだという知識しかなかったので、最初はあまり興味がなかったのだが、中に飾ってある作品を見て認識が変わった。とてもすごかった。
大半が絵画なのだが、それが漆喰をつかって描かれているのだ。かなり細かく、受付で最初に貸してくれるルーペを使ってみてみると本当に面白い。
これは一見の価値はあった!と感動したのだが、当の同居人は建物が見られれば良かったらしく、作品にはあまり感心がなかったようで、
すっかり立場逆転していたという・・・。
お昼になったので、犬がギリギリOKらしい
うらしま茶屋さんへ向かった。
本来お客さんは2階に通されるけれど、1階でも良ければ、ということで、犬も一緒にOKを頂く。
ここの名物である伊勢海老天丼を注文してる間、何気なく店を見回せば遊覧船のチケット売り場が。
堂ヶ島の遊覧船は犬もOKなので、時間があれば乗ってみたいと思っていたのだが、なんと、
今年からペットを連れての乗船は禁止になってしまったという。
理由は、ケージに入れての乗船が条件なのに、船に乗ったら、ケージから出してしまう人が多かったらしい。また、他の方に聞いたところによると、乗ったワンちゃんがずっと吠えまくってしまい、船内アナウンスの洞窟案内が聞こえなかったというクレームがあったという。
貴重な伊豆の犬可な遊び場だったのに残念なことだ。
ショックで少し沈んだ気持ちだったのだが、
ドーーーン!!
と出てきた天丼にテンションを持ち直したのだった。
まあ、西伊豆に来たなら海を見なくちゃ、ということで、お昼ご飯の後に砂浜に行ってみた。
砂浜に点々と足跡
綺麗な色の海、寄せては返す波・・・
に
超ビビるビスケ
挙句の果てに
犬生2度目の首輪抜けをやらかしたビスケ・・・
私は驚くほど機敏に動いた同居人しか見てなかったのだが、同居人が言うにはビスケの首輪抜けはプリンセステンコーばりだったとか。
いやいや、旅先で迷子になるケースっていうのはとても多いらしいので、心臓が止まるかと思った。
それを(多分)静かに見守っていたチョコ・・・
ちなみにチョコは海はまあまあ平気そうなようだ
そんな感じで西伊豆の半日は過ぎていったのだった・・・。