新幹線問題の決着に不安を抱きつつ札幌へ。昨日のブログの途中までJRの特急スーパー北斗の車内でお伝えしましたが、昨日は札幌市内のホテルで、毎年この時期に開催される、私鉄北海道の議員団会議に出席しました。
数年前から議員団の会長を務めてきましたが、今年はうれしい出来事がありました。年々先細りがちに所属議員が減少してきましたが、今年は4月の統一地方選挙で、旭川電気軌道出身で東神楽町議会議員に初当選した大門さんという議員が加盟してくれました。
公共交通は重要だと誰もが言ってくれますが、しかし実態をご存じの方はやはり少ないのです。北海道のように面積が広く、人口も多くない自治体が点在するような地域で、民間が交通体系を維持するというのは、並大抵のことではありません。国や道、市町村の補助金をもらってもなお赤字が続く状況です。
ですから、実態をよく知る組織内の議員は何より必要で、機会ある毎に議員を生み出してほしいと、全道の私鉄の皆さんに訴え続けてきました。それが今回実った訳ですから、大変うれしい一日でした。
しかし、公共交通や事業各社を取り巻く状況は、いっこうに改善の兆しを見せず、頼りの自治体も景気低迷や地方交付税の削減などにより財政がピンチ状態で、住民の足を守ることに熱中できません。しかし、そんな状態を放置しておくと、事業者はもちろん倒産の危機に瀕しますが、住民の足がなくなっていたということになりかねません。
本当は、地球環境の問題からも、車で出かけている方が1週間に一日でも良いから、電車やバスにしてもらえれば良いのです。面倒くさいと思うのは最初の1・2度くらいのものだと思いますが…。
写真は、そんな思いを含めて、議員団会長として挨拶しているところです。
数年前から議員団の会長を務めてきましたが、今年はうれしい出来事がありました。年々先細りがちに所属議員が減少してきましたが、今年は4月の統一地方選挙で、旭川電気軌道出身で東神楽町議会議員に初当選した大門さんという議員が加盟してくれました。
公共交通は重要だと誰もが言ってくれますが、しかし実態をご存じの方はやはり少ないのです。北海道のように面積が広く、人口も多くない自治体が点在するような地域で、民間が交通体系を維持するというのは、並大抵のことではありません。国や道、市町村の補助金をもらってもなお赤字が続く状況です。
ですから、実態をよく知る組織内の議員は何より必要で、機会ある毎に議員を生み出してほしいと、全道の私鉄の皆さんに訴え続けてきました。それが今回実った訳ですから、大変うれしい一日でした。
しかし、公共交通や事業各社を取り巻く状況は、いっこうに改善の兆しを見せず、頼りの自治体も景気低迷や地方交付税の削減などにより財政がピンチ状態で、住民の足を守ることに熱中できません。しかし、そんな状態を放置しておくと、事業者はもちろん倒産の危機に瀕しますが、住民の足がなくなっていたということになりかねません。
本当は、地球環境の問題からも、車で出かけている方が1週間に一日でも良いから、電車やバスにしてもらえれば良いのです。面倒くさいと思うのは最初の1・2度くらいのものだと思いますが…。
写真は、そんな思いを含めて、議員団会長として挨拶しているところです。
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