いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

自然の力を目の当たりにして…その前に原発問題で。

2011-06-07 07:54:11 | Weblog
 大震災の被災地、仙台市、石巻市、南三陸町の現場に行ってきました。その事実を目の当たりにして、言葉を失いますが、そのことをお伝えする前に、反核燃の日のことについてお伝えします。
 6月4日(土)青森市で、反核燃の日全国集会が開催されました。この集会は、1985年4月9日に青森県六ヶ所村に核燃料再処理施設建設が決まったことに抗議して、毎年4月に開催されていますが、今年は東日本大震災の発生と、統一地方選の真最中ということでこの日になりました。
 毎年、全国から反核運動、反原発運動に参加している人たちが集まりますが、今年は特に、いつ収束するかも予想もつかない福島第一原発の大事故のさ中ということで、参加者もいつになく真剣な表情と、危機感を漂わせていました。
 青森市の青い森公園での屋外集会と、青森県民福祉プラザでの交流集会が行われましたが、大震災の被災地でもあり、原発事故の被害者でもある福島県の皆さんや宮城県の皆さんも参加され、現地の状況がどうなっているのかなどについて報告いただきました。
 また、屋内での交流集会では、テレビや新聞などでも有名な、元原子力プラント設計者の後藤政志さんと、原子力資料情報室共同代表の西尾漠さんの講演がありました。
 西尾さんのお話は先日も函館でお聞きしましたが、後藤さんの講演は原発の設計者で、炉内のことも、いま福島原発では何が起こり進んでいるのか知り尽くしている方ですから、説得力のあるお話でした。
 特に、原子炉はどうなっているのか、格納容器は?溶融物は?冷却は?考えるだけでも、心が凍りつくような気がします。
 私たちは、もっともっと声を挙げていかなければなりません。
 次は、宮城県の被災地のお話をします。
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