道央部の力を感じます。ただし、衛星都市で良いはずもありません。

　今日は、全道議長会の視察研修ということで、石狩市にある「ホクレンパールライス工場」と「北海道ガス石狩ＬＮＧ基地」の視察を行いました。
　札幌市と石狩市は、川を挟んで隣接するような、生活圏も経済圏も札幌と一緒の地域であるようです。ですから、ベッドタウンとして発展したのでしょうが、一方では石狩湾新港など、札幌圏、道央圏の物流基地としての位置づけもあります。
　今日は、そのうちの２個所を見学することができました。ホクレンの工場は、道内の４工場を集約して、平成１４年に稼働したとのことで、その先進技術と徹底した安全管理方法を見ることができました。
　また、北ガスのＬＮＧ基地は、もちろん北海道における天然ガスの供給基地として重要な施設であり、クリーンエネルギー供給の観点からも大きな期待を受けています。写真は、逆光で鮮明に見えませんが、ＬＮＧタンクを背に撮ったものです。
　こうした施設ができるのも、地理的優位性があるからですが、合併する前（といっても、もう３７年前になりますが）の亀田市と同じように、函館市と隣接していることから、自治体としての独自性も自主性も持てない（一般的な観点からですから、間違いならお詫びします）ようなことであってはいけないと思います。
　ですから、いろいろな自治体の視察は勉強になります。明日はメーデー集会です。