祝・国内推薦候補決定。

　今日の文化審議会の部会で、北海道・北東北の縄文遺跡群が世界文化遺産の国内推薦候補に決定しました。６回目の申請でやっと現実のものとなりました。４道県１７遺跡の関係者の皆様のご努力に敬意を表します。
　しかし、これで世界遺産に決定した訳ではなく、まずは国内での自然遺産と文化遺産のどちらを次のユネスコへの推薦とするかの絞り込みがあり、さらにICOMOS（イコモス）の審査が待ち構えていますから、まだまだ厳しい道のりが残っており、楽観視できません。
　地域もしっかり応援する態勢づくりを行っていかなければなりませんし、そのためにも市民の皆さんの関心度を高めていかなければなりません。世界遺産登録後の地域づくりや観光客などの受け入れ体制の整備なども、登録への推進力になるでしょうから、そうした動きもつくっていきたいと思います。
　今日は、午後２時から市役所本庁舎前でのセレモニーと、午後３時３０分から縄文文化交流センターでのセレモニーが行われましたが、以前から予定されていた会議があり参加できませんでした。
　写真は、昨日の港町埠頭に停泊中のコスタ・ネオロマンチカ号です。総トン数・57，150トン、乗客乗員定員数・2，194名の大型クルーズ船です。こんな船で船旅を楽しんでみたいと思います。が、無理か‥。