割烹調理師の皆さんも一日も早い復興と景気の回復を願っています。

　今週月曜日・２０日、私が顧問を務めています「函館割烹調理師会」の役員の皆さんが、市役所で市長と面談しました。割烹調理師会は函館市内を中心に、和食の調理師さんで組織しており、個人経営の割烹や料理店はもちろん、ホテルや旅館の厨房を仕切る料理人など１００名余の皆さんが加盟しています。
　この日は、従来から市長に名誉顧問に就任していただいている関係から、工藤市長にも就任していただくよう依頼を行うとともに、３月の東日本大震災で被災した函館市内の被災者の皆さんに役立ててもらいたいと、義援金をお届けするのが目的でした。
　全国的にも同じですが、特に観光都市・函館は、震災と原発事故によって「危険な国」のレッテルを貼られて、観光客が激減、海外からの観光客は皆無の状態が続き、一番影響を受けやすい「食」の現場の苦しみも伝え、まずは東北地方の被災地の皆さん、福島原発の早期の収束がなによりですが、函館にも多くの皆さんにお出でいただき、地場の食を堪能してもらえるようになること、市内の景気も早く回復するようにしてほしいといった、要望も伝えながら意見交換を行いました。
　函館の食を守り育てる現場の調理師さん方が、安心して仕事ができる環境を取り戻すことも、私たちに課せられた課題でもあります。頑張らなければ…。