いたちゃんの『なるほど通信』

函館市議会議員・板倉一幸が市政とまちの「なるほど」をお伝えしていきます。

地域農業を守ることは国民の命を守ることです。政治に大きな責任が…。

2013-02-05 22:57:27 | Weblog
 今日は、道南地区の農業者の皆さんで組織している「道南地区農民連盟」の定期総会が、北斗市東前(旧大野町)の農業振興センターで開催されました。私は、鉢呂吉雄前衆議院議員の秘書時代から農民連盟(略して、農連と呼びますが)の皆さんとお付き合いが深まり、市議になってからも総会のご案内をいただいています。
 もちろん、各種選挙で、民主党と連合、農民連盟が三軸体制と称して一体の選挙を行ってきましたから、私が民主党の道南地区の幹事長として農連の皆さんと深い関係を築いてきた間柄でもあります。
 どういう訳か、総会の日は、例年悪天候、大雪になります。今日も、大雪とまではいきませんが、吹雪模様で、一気に冬に逆戻りとなってしまいました。こんな時よく、「誰々は雨(雪か)男だからな」とか言って、誰かのせいにするのですが、農連では誰なのでしょうか?
 写真は、挨拶をする佐々木宏委員長です。佐々木委員長は、農業を取り巻く情勢について語っていましたが、TPPの問題は、他の来賓の皆さんも異口同音でしたが、日本の農業を守るためにも絶対反対と語気を強めていました。ただし、総選挙で政権交代したことで、本当に断固反対で全道が一丸となって運動できるのか心配していました。
 また、同じく政権交代で懸念を示していたのが、農業者の戸別所得補償制度です。法制化し制度の拡充を図っていこうとしていた矢先の解散で、昨年は米の作付けが渡島107、檜山108と過去10年で2番目の豊作となったことと、戸別所得補償で経営が安定傾向にあったことから、政権交代は残念だったと感想を述べていました。
 来賓は、渡島総合振興局農務課長さんや道南地区農協組合長会の山岸会長さん、北海道農民連盟の山居書記長さん、連合北海道渡島地域協議会の荒木会長さんを始め、各界から出席し、ご挨拶がありました。
 逢坂誠二さんも、今日は用務で東京から駆けつけるということになりましたが、雪の影響で到着が遅れ、開会ぎりぎりになりました。
 函館は、合併してからは特に漁業のイメージが強いですが、元来農協組織がふたつあり、馬鈴薯を中心に農業もしっかりした産業です。農業を守ることができなければ、食糧の確保が石油と同じように外国からの攻撃の対象や投機の対象となり、私たちの生活を脅かすことになります。だからこそ、日本の食糧供給基地北海道はTPPに反対するのです。私も。
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