今年も防災の日がやってきましたが、3月11日の東日本大震災後初めて、国や全国の自治体でも総合防災訓練が行われました。函館市では港町の埠頭において、青森県東方沖でマグニチュード8.0の地震が発生し、震度6強、津波警報発令を想定した訓練です。関係機関、団体、市民など含めて1千名を超える参加者でした。
私の目からも、例年の訓練より緊迫感をもって行われているとは感じられましたが、決められたスケジュールやストーリーに従って淡々と進められているといった印象や、訓練はやっぱり訓練だなと思わせるような緊張感に欠ける仕草などが見えたことは残念です。
この訓練が、いざとなった時にしっかりと生かされるためには、地域や家庭の中でこの経験を共有化していかなければなりません。いくら訓練をしたといっても、いざという時、自分の身の安全、家族や隣近所の人たちの命を守ることは容易なことではありません。だから、地域ごとに、町会や一定のエリアごとに、避難訓練や防災訓練を積み重ねていくことが必要です。
こうした訓練を見ていると、災害弱者といわれる高齢者や障がい者に対する対応が不足していると感じられます。また、訓練には町会への協力要請に止まらず、一般市民への呼びかけと参加を促す必要があるのではないでしょうか。東京では、帰宅困難者の訓練も行われたようですが、海に囲まれた街での災害時の孤立化を防ぐ訓練なども必要ではないでしょうか。
私の目からも、例年の訓練より緊迫感をもって行われているとは感じられましたが、決められたスケジュールやストーリーに従って淡々と進められているといった印象や、訓練はやっぱり訓練だなと思わせるような緊張感に欠ける仕草などが見えたことは残念です。
この訓練が、いざとなった時にしっかりと生かされるためには、地域や家庭の中でこの経験を共有化していかなければなりません。いくら訓練をしたといっても、いざという時、自分の身の安全、家族や隣近所の人たちの命を守ることは容易なことではありません。だから、地域ごとに、町会や一定のエリアごとに、避難訓練や防災訓練を積み重ねていくことが必要です。
こうした訓練を見ていると、災害弱者といわれる高齢者や障がい者に対する対応が不足していると感じられます。また、訓練には町会への協力要請に止まらず、一般市民への呼びかけと参加を促す必要があるのではないでしょうか。東京では、帰宅困難者の訓練も行われたようですが、海に囲まれた街での災害時の孤立化を防ぐ訓練なども必要ではないでしょうか。
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