今日は、函館測量設計業協会主催の「北海道新幹線と交通ネットワーク」についてのフォーラムが開催されました。特別講演では、「北海道新幹線と道南地域の交通ネットワーク」と題して、北海道大学大学院工学研究院の岸邦宏准教授が講演しました。
特に興味を引いたのは、俗に「4時間の壁」と呼ばれる、新幹線と航空機の選択の基準に関して、「4」時間ではなく、新幹線と航空機の時間差が重要であり、時間差が無ければ新幹線のシェアが約9割あるが、2時間あると新幹線のシェアが約3割になると試算結果がでているそうです。
北海道新幹線の経済波及効果では、他の産業にお金が回ることが重要で、ホテル・旅館などで使う食材を、道南・道内産のものをどれだけ使っているのか、使う仕組みづくりや使用率が明らかになる仕組みづくりが必要だと述べています。
また二次交通のあり方や交通ネットワークの考え方などでも、持論を展開されていました。
これまで各地で講演されてきましたが、北海道新幹線が来月開業することになり、今日が最後の講演ではないだろうかとも仰っていました。
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