菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

四十九ノ三百五十二日目

2024年08月08日 | Weblog

八月八日(木)晴れ


贋作オセロー
場面稽古

今回は
2つの物語が平行にスタートして
最後に絡み合っていく構成

1つは
とある自動車整備工場
もう1つは
とある劇団の稽古場

なので
キャスト達は
最低2役
もしくは3役
演じてもらいます

今日は
自動車整備工場の場面

平穏な日常から
ある幸せな出来事が舞い込み
その出来事が不幸への末路へと向かっていく

まずは
平穏な日常から
幸せへの階段を丁寧に作り込んでいく

ここを起点にして
今後の稽古で
崩していく

幸せな状態の演技っていうのは
不幸な状態の演技よりも
俳優を困らせる

いわゆる
浮かれた状態
ってやつは
「抜く」ことが必要だ

大抵
「抜く」と沈むから
不幸の状態の方が楽な場合が多い

「抜いて」浮くってのは
そもそも状態を浮いておかなければいけない
無意識に

まあ
そんなこと言ったら
全ての演技の基盤ってのはそうなんだけど

そもそもの状態を作っておく
台詞は勝手出てくる状態を作っておく

そして
演出家の仕事の1つは
キャストをその状態に無意識にさせるような演出をすること

今日の稽古も充実してた



朝の散歩も快適

もう少し

満喫しないとなあ


明日も
小欲を捨て
大欲に立つ

コメント
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