一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2063  汗一斗田植え上がりの冷一合  裕

2019年06月02日 | 

 農業者の高齢化が進み、それと共に機械化も進んでいる。近い将来、無人化、AI化さえ夢ではないだろう。田植えも然り、今時手植えはほとんどないようだ。

 さて、汗一斗(18ℓ)は、大げさでも何でもない。これは田植え人の多さと仕事の大変さを端的に表現している。そして、冷一合は、一人のコップ酒の量であろう。一斗と一合、実に上手く表現したものだ。

スイレン(睡蓮)


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