一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1073  元記者が虚無僧となる石蕗の花   研三

2013年11月02日 | 

  尺八を吹く日本人は、どのくらいいるだろうか。私の知り合いに3人いるということは、1万人くらいはいるかもしれない。その中の知人の話である。

  虚無僧は、深い編笠を被り、和服に袈裟を掛け、「明暗」の箱を首から掛け、草履を履き、尺八を吹いて家々を回り、喜捨をいただき路銀とする。

  休みになると彼は、江戸時代と同じような虚無僧の格好をして、近所に住む小学生時代からの同級生たちの家を回ったそうである。

 同級生の家に行くと、尺八を聞く前から門前払いされたり、無視する家もあったそうである。又、最後まで聞いてくれた上に菓子やお金を渡す家もあったそうである。


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