一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1272   河童忌や逢魔時のナイフ研ぐ   万年青

2014年07月13日 | 

(かっぱきや おうまがときの ナイフとぐ)

 逢魔時(おうまがとき)、大禍時(おおまがとき)とは、夕方の薄暗くなる、昼と夜の移り変わる時刻。魔物に遭遇する、あるいは大きな災禍を蒙ると信ぜられた時刻。暮れ六つ,夕暮れ、黄昏(誰彼)。ヒトの目が、宵闇の暗さに順応する前の状態にある時間帯。

 河童忌は、7月24日、芥川龍之介の忌日。芥川龍之介と言えば、自殺を思い出す。そこで、自殺をした有名な文学者を調べてみた。

北村透谷、芥川龍之介、有島武郎、太宰治、火野葦平、三島由紀夫、田宮虎彦、川端康成、江藤淳、森村桂、鷺沢萠

 日本では、年間3万人が自殺するというから、文学者の自殺が特別多いとは言えない。渡辺淳一の恋愛小説『失楽園』は、有島武郎がモデルだとか。

キバナコスモス(黄花コスモス)

 

コメント (2)
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