本日(9月29日)中日新聞の社説に『中津川のリコール』問題が取り上げられました。
その最後の部分で「市長が市民との丁寧な対話と説明を尽くしてきたのかという疑問は残る」・・・と書いてあります。
確かにその通りです。市長は対話や説明をしようとする姿勢が全然ないし、しかも聞く耳を全く持っていないのです。
その記事の中で、
反市長派にも「市長との溝はいきなりリコールに訴えるほど深かったのだろうか」という疑問を投げかけられています。
中津川一新の会は、議会へも2回にわたり、「 市民にアンケートをとって図書館建設の賛否を決めてほしい 」 と請願を出すなどお願いしてきましたが聞き入れられませんでした。
そして、どんどん事業推進をしていたのです。
こうした中で「住民投票条例を作り、個別事業の是非を問う」道は選択肢の中で考えられなかったのです。
時間的な余裕が無かったのです。
そして根本的には市長の 「 民意を無視した政治姿勢に問題がある 」 と判断したからリコールになったのです。
それで、とうとう残された市民の民意を示すにはリコールしかなくなっていた・・・という事情を中日新聞の社説を書いた方に申し上げたいと思います。
記事に一部誤解がありますので、申し添えます。
苗木ミックス事業は不要不急の事業ではありません。
建設は、無駄な経費をおさえる為に急ぐ必要があります。しかし事業候補地選定に関して、市長の住民との約束無視・真摯な対話無視、更に不公正な選定方法に怒っているのです。
事業そのものに反対はしていません。現事業候補地(苗木津戸・三郷)を白紙撤回し、新規に公正・公平に候補地を再選定すべきと主張しているのです。