アイ!サラマッポ in バギオ

フィリピン人介護者のケアを受けながらの、フィリピンでのインディペンデント・リヴィング…、心の赴くまま、ここに記します。

若田光一さん…すごい!「地球に優しく迎えられ」ご帰還!

2009-08-01 21:08:38 | その他

 日本時間の昨夜遅く、日本人初の宇宙での長期滞在を終えた若田光一さんが、無事に地球に帰還されましたね。スペースシャトル「エンデバー号・Endeavour」のトラブルや気象条件等で、度々打ち上げが延期され、宇宙での滞在が1か月半も伸びたにもかかわらず、帰還後のケネディ宇宙センターでの記者会見でもとてもお元気そうで安心しました。というか、強靭すぎる体と精神力に驚きました。人体に過酷な無重力空間に長く滞在すると筋肉や骨が弱るため、国際宇宙ステーション(ISS・International Space Station)に長期滞在した後の飛行士はしばらく普通に歩けず、着陸数時間後の記者会見にも通常は出席しないそうですが…。「スペースシャトルのハッチが開くと、草の香りが機内に流れ込み、地球に優しく迎えられた気がした。」という感想に心を打たれました。4か月半、137日15時間ぶりに…!「お帰りなさい!」
 
3種類のロボット・アームを使っての日本の実験棟「きぼう」の完成や、様々な魅力的な実験、そして何よりもご自身が実験台となっての(骨粗しょう症の治療薬を飲む実験に名乗り出て、貴重なデータをも集められたそうです。)宇宙ステーションでの長期滞在、大切な任務を終えた若田さんは、今日が46歳のお誕生日だそうです。そういった運、星のもとに生まれた方なのでしょうね。
 
それにしても、3月の宇宙への発射時だけでなく、6月のお迎えの発射時にも燃料の水素漏れという大きな危険が伴う相次ぐトラブルの中…。6月にシャトル打ち上げが1か月延期になった時は、宇宙での滞在が伸びたことを「とても幸運に感じている。」と…。
 
この「エンデバー号」は初飛行が1992年5月で、毛利衛さんや土井隆雄さんも搭乗しています。今回で23度目の飛行だそうです。シャトルの発射台にしても、これまでに126回も打ち上げられていて、来年の退役まで7~8回の打ち上げが予定されているのみ、ということでしたから本当にご本人(?)、ご家族をはじめ、関係者、日本の多くの方もハラハラさせられたことでしょう。

 若田さんは、ブログの記事や写真を随時宇宙ステーションからも送られていましたが、帰還直前の31日まで記事を書かれています!↓

 http://blogs.yahoo.co.jp/koichiwakata_blog

(若田光一さんの「宇宙ブログ」)

 今日はお寿司やバースデーケーキでお祝い…?日本では、温泉にゆっくりつかって冷やしたぬきそばが食べられるといいですね。

 http://www.yomiuri.co.jp/space/kibou/#kibou-after

(読売On Lineの若田さん宇宙長期滞在に関する記事一覧)