コメント
 
 
 
小松左京 (kazuou)
2008-02-17 14:08:55
小松左京の作品で「冒頭の主人公をすっかりおいてけぼりにして」というのは同感です。彼の作品って、キャラクター性にまったく頼っていないというか、テーマとプロットが強靭なので、キャラに頼る必要性がほとんどない、という感じがします。
そこらあたりに、作品がいまでもあんまり古びていない要因があるんでしょうか。
「愛の空間」は、本当にへんてこな話ですよね。昔、福島正実が編んだアンソロジーのひとつに「宇宙のエロス」というSF艶笑譚集がありましたが、あの収録作品と比べても、オリジナリティは突き付けていると思います。
 
 
 
社会的ほら話 (タナカ)
2008-02-17 22:28:51
小松左京さんの短篇は、社会的なホラ話という感じがしますね。
お話があれば、人間なんかいらないんだという。
なので、女性読者は少ないのではないかという気もするのですが。

「愛の空間」、お読みとはうれしいです。
いやあ、これにはびっくりしました。
なんてへんてこなのか。
へんてこさ加減では、ほかの収録作品は太刀打ちできないかもしれないですね。
それにしても、「宇宙のエロス」ってすごいタイトルです。

 
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