近代文化遺産見学案内所 2

明治時代以降の文化財を中心に、江戸時代以前の文化財、世界各地の世界遺産への見学案内、世界の鉄道乗り方案内なども。

世界遺産 関吉の疎水溝 (鹿児島県 鹿児島市) 行き方

2018-05-15 06:45:30 | 鹿児島県

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アクセス(行き方)

見学のしかた

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文化財分布マップ





江戸時代末期。海外からの脅威、国を護る必要性を感じていた薩摩藩主・島津斉彬(しまづ なりあきら)は、近代的な武器などを造るための工場群、集成館事業を推進していました。その一方、蒸気機関が本格的に導入されるまで、集成館の工場群で使用されていた主な動力は、水車によるものでした。本格的な工場群の動力源となりうる水力が、どうしても必要となったのです。そこで1852年、磯の別邸、仙巌園に水を供給するためにもともと築かれていた吉野疎水を再整備し、新たな水路を築いて集成館の工場群に工業用水を送る仕組みを作りました。これが関吉の疎水溝(せきよしのそすいこう)です。
取水口とする巨大な岩を削る道具も、溝を繋いでいくためのU字溝やセメント、更にはトンネルを掘る機械もない中で、わずか8mの高低差を利用し、8kmに及ぶ水路を築き上げました。水路の途中の18箇所のトンネルは、全て手掘りで通しています。
稲荷川の上流は棈木川(あべきがわ)と呼ばれ、関吉では凝石灰の渓谷によって一旦川幅が狭くなります。ここで水をせき止めて一定量を取水し、疎水に送り込んでいます。疎水溝の一部は現在も灌漑用水として利用されています。また、磯の集成館側では吉野台地から落とした水を懸樋(かけひ)によって水車に送り、大砲に穴を開ける動力に使ったり、別の水路の水を砂鉄の選別などにも利用していました。
平成25年(2013年)に国指定史跡「旧集成館」の構成要素として追加指定され、また平成27年(2015年)には、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つに登録されました。
←現地案内看板、九州旅ネット公式サイトなど




アクセス





関吉の疎水溝 取水口は、マーカー5


最寄りの駅から徒歩
徒歩圏内に鉄道の駅はない。
もっとも近い鉄道の駅は、JRおよび鹿児島市電の鹿児島駅で、そこから徒歩約1時間30分(6.6km)。


バス
JR および 鹿児島市電 鹿児島中央駅 東口バスターミナル 東11番のりば(上の地図、マーカー6)から、
南国交通 7系統「本城」行き、あるいは「蒲生・楠田」行き(本城経由)
南国交通 8系統「緑ヶ丘団地」行き
南国交通 9系統「伊敷小前」行き
のいずれかに乗車。
全ての系統を合わせ、1時間に2〜3本。260円。所要時間30分。
「関吉の疎水溝入口」バス停(マーカー1)下車、現地まで徒歩約6分(400m)。

時刻表は南国交通公式サイトへ。
(所要時間・運賃検索方法が、土地勘のない旅行者にはよくわからないサイトとなっているのが残念)


駐車場
施設付属無料駐車場あり。
駐車場入口は、上の地図、マーカー4。
稲音駐車場(マーカー3)、臨時駐車場(マーカー2)、合わせて収容台数 15台。
駐車場から現地までは、徒歩約4分(300m)。

↓ 駐車場入口




↓ 臨時駐車場






見学のしかた




屋外にあり、入口に門などもないので、常時見学が可能。





↓ 休憩スペースもあり。



サムネイルの後に元画像ギャラリーがあります。



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