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大人になったら

2005年05月24日 20時09分31秒 | 育児
NHK海外取材「童話の国々」でサンテクジュベリの「星の王子さま」をパリの街角で取材した折、若い女性が話してくれたインタビューコメントが、今でも忘れられません。「私は大きくなるにつれて,大人とおとなが、どう、付き合ったらよいかのか、わからなくなるときがあります。私はサンテクジュベリが言うように、大人になったら、昔、子どもだった頃を思い出し、童心に返ってみる必要があると思います。そうすれば、大人とおとなはもっと判りあえると思います。」と。
私の場合、小さい頃のことは、あまり思い出せませんが、たぶん大工さんになりたいと思っていたような気がします。それが、どうした弾みか、人生の大半を、こども、とりわけ幼児に関わる仕事をするようになりました。今日の授業でも、保育や幼稚園の先生になりたいという女子学生に、絵本の読み聞かせを指導しました。彼女たちと私の共通点、それはサンテクジュベリが訴える童心を持ちつづけることが好きということでしょうか。
第一生命保険の調査によると、大人になったらなりたい職業は、(全国の保育・幼稚園児、小学生ら1080人を対象にアンケート、2004年7-8月に実施)
<女の子>
1、食べ物屋さん 2、保育・幼稚園の先生 3、看護師さん 4、学校の先生
と、ありました。このアンケートからは<女の子>2、保育・幼稚園の先生が、私の心に大きく強く残ります。改めて彼女たちの思い、大好きな童心に訴えることができる授業をと考えるのです。
※「パピーちゃん」と「五十野惇のプロフィール」「パピーちゃん歳時記絵本」(発行:メイト)について、もっと知りたい方は、ホームページ「五十野惇フォーラム」へ。
※NHK海外取材「童話の国々」」も、ホームページ「五十野惇フォーラム」にリンクされています。
五十野惇フォーラム
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夢見ていたおとな像。 (ako)
2006-06-30 11:11:00
幼稚園生、小学生のころは、テレビや漫画呼んでは、「おとなってどんなだろう?おとなはスゴイに違いない!オトナになると今の私より、きっとすごくなるんだ☆」と思っていました。



あのころ流行ったセーラームーン!彼女は中学生で、小学生の私から見ると”オトナ”でした。「あ~、中学生ってなんてオトナなのだ!私も中学生になれば、ああなれるのだな~」と感じていました(変身できるところではなく、生活のことです)。

しかし、いざ中学生になってみても、劇的な変化は見られず、学校に行くのに私服から制服になり、年上のことをセンパイと呼ぶようになるくらいしかありませんでした。

昼休みにやる遊びも、ウワサになることなどもあまり変わらないじゃん!と思いました。



今考えると、人の成長がそんなにはやく進むわけもなく、徐々になるものだと感じています。友達との話題は小学生の頃とあまり変わらない気はしますが(意外とあまりかわらない部分も多い…)、今考えている・学習していることは過去の私の積み重ねなのだと知っています。

過去を振り返り、「あ、私、あの頃よりオトナになったじゃん!」と思えることがオトナになるということなのではないでしょうか?

「自分にもそんな頃があった」と思い出し、接しあえれば大人とおとな(この”おとな”は”大人”より若い人のことでしょうか?)が判りあえると私も思います。



話がそれてしまったかもしれません。すみません。

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