昨日、学生がゼミ室（実はスタジオですが）に戻ってきて、「ご飯の上にタマゴが一個あったの」とのおしゃべり。どうして、タマゴ一個ぐらいで話題になるか、思わず考えてしまうか、ひらめいてしまいました。
そういえば、タマゴの値段は、一番の優等生で、ここ数年間、値段は安定。何ヶ月前までは一個10円とちょっと。スーパーのチラシでは、サービスと言って一個10円大サービスキャンペーンの見出しを多く見たものです。それが、最近では、そのキャンペーン見出しはなくなり、チラシのスミの方にタマゴ一個25円とかあるのがしばしばになりました。学生のおしゃべりに「ご飯の上にタマゴが一個あったの」とあったのは、「タマゴも、そう、たやすくは食べられない」という理由があったからかもしれません。まあー、タマゴ一個ぐらいでといっても、地方から出てきている学生にとっては、ささやかなことではあるが、その一つひとつが大切なこと。聞けば、仕送りが10万～15万円とか聞きます。
で、ゼミ室（実はスタジオですが）には、電子レンジあり、オーブンあり、ほうじ茶・ウーロン茶・煎茶・カテキン茶・コーヒーあり、ぽっとあり、お湯あり、ただしビールなしというふうに、大半が私のポケットマネーからですが、取り揃えており、学生は気楽に楽しく使えるようにしています。
それはともかく、私も食堂に行き、ご飯の上にタマゴが一個あったメニューを選び食べました。そのタマゴ一個を見つめながら、私自身の子ども達の進学でのやりくりを思いだしました。
※「パピーちゃん」と「五十野惇のプロフィール」「パピーちゃん歳時記絵本」（発行：メイト）について、もっと知りたい方は、ホームページ「五十野惇フォーラム」へ。
五十野惇フォーラム
