大学が変わった！

「5月になると、いつもは、学生さん、もう、ずいぶんと減るのですが…。それが、学生さんは4月と変わらない。いったい大学は、どう？なったのですか？どのバスもどの電車もですよ！」と、運転手さんからたずねられました。
実は、理由は簡単です。今まで出席を取らなかった先生までも出席をとるようになったからです。もちろん、出席を取らない先生もいるにはいますけど。
それでは、どうして先生方は出席を取るようになったのでしょうか？それは国による大学の第三者評価が始まったからです。詳しくは理解しておりませんが、授業時間数や出欠数は、その大学や講座の評価対象になっています。それと、このところ、少しずつではありますが、就活にあたって、授業毎の出欠を聞く企業も出てきました。どう？キャンバスライフを送ってきたか？どう？学んできたか？を知りたいという企業側の動きとも理解できます。現在、各大学で先生方の多くが出席を取り始めたのもそんな時代を感じてのことです。携帯、Suica方式で出席をとる大学が増えていることからも伺えます。
それにしても、私自身の学生生活。出席を取られた経験の記憶は、定（さだ）かではありません。なにせ、当時の大学の先生は20分ぐらい遅れて教室に来られ、やおら授業をはじめて、まあ、15分か30分前に授業END。ホント、隔世の感です。
※「パピーちゃん」と「五十野惇のプロフィール」「パピーちゃん歳時記絵本」（発行：メイト）について、もっと知りたい方は、ホームページ「五十野惇フォーラム」へ。
五十野惇フォーラム