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Euro 2004:Arrivederci, Italia

2004年06月25日 | (旧)イタリアへ行きたい
グループリーグ最終戦、対ブルガリア。どう言ったらいいのか...展開は、この上なくドラマチックなものでした。おかげで、1年分のドキドキを経験させてもらったというか...。スウェーデンの2点目が決まりさえしなければ、カッサーノは救世主になれたのに。

思うに、今大会でイタリアがこうも早々と帰国するはめになってしまったのは、ヴィエリ抜きでの攻撃を成り立たせられなかったのが大きいのではないかと感じています。この試合、ヴィエリをベンチにおいて、コッラーディを起用した訳ですが、立ち上がりこそいくつか良い形ができたものの、その後は膠着状態を打開できなくなってきてしまいます。パスの出しどころがなく、ただ中盤で回している(ならまだしも、パスカットされてはピンチを招く!)シーンが目立ちました。 

だいたい、イタリアの戦法が功を奏すためには、少ないチャンスを確実に決めてくれるゴールゲッターが不可欠であるように思います。イタリアが良いパフォーマンスを見せた大会には、いつも記憶に残るゴールゲッターがいます。最近でいうと、94年W杯のR.バッジョや、98年W杯のヴィエリでしょうか。ユーロ2000では、インザーギかなぁ(実際の得点は多くないけれど、イメージ的に...)。頼れる点取り屋がいてこそ、みんなが統一されたプレーイメージを抱くことができ、あの研ぎ澄まされた集中力が生まれてくるのでは?
25本もシュートを撃って2点しか入らない、こういう試合をするなんて...イタリア代表らしくありません(苦笑)。

ということで、もうすぐ始まるオリンピックでは、未来のアッズーリを支えてくれる逸材が頭角を現してくれることを、大いに期待したいと思います。(そういえば、日本と同じグループでしたね。)
FWもそうですが、前線に配給できるMFや、ネスタ・カンナバーロの後継者にも注目ですね。

代表監督も交替するようですし、新しいチームはどんなチームになるのでしょう。
後任はリッピ、というのが既定路線になっているようなのですが、ホントかな?
ユーベでは、フィジカル路線 + テクニシャンで2トップを組むことが多かったように思いますが
(ビアリ、ラバネッリの後ろにアレックス/ロビー なんて時代もあったっけ)
あと、運動量が多くて、果敢に飛び出すサイドの選手もポイントですね。

最後に、ブルガリア戦のマン・オブ・ザ・マッチはペッロッタに。
同点ゴールのときの気迫、すばらしかったです。

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