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ステパノワ/ブキン組インタビュー・その3

2015年10月04日 | ステブキだばーい
FFKKR公式サイトのインタビューより、3回目です。
今季FDについてのお話が!

A: アレクサンドラ・ステパノワ、I: イワン・ブキン

新しい専門家が参加したとおっしゃっていましたね。誰ですか? 秘密でなければ、ですが

A: 俳優のワジム・メドヴェージェフと本格的にコラボするようになりました。彼はアルメナ・ジガルハニャナ劇場の仕事で忙しいのですが、今は私たちを助けてくれています。コーチが彼に指導をお願いできたのにはびっくりです。ワジムは人とは違うイメージ、独自の考えを持っている人なんですよ。

I: 彼とは表情作りやイメージに取り組んでいるんです。

A: 私たちがもっとのびのびとできるように手伝ってくれています。ホールでのトレーニングでは、彼は空想したり、考え出したりするよう要求します。たとえば、フリーダンスで使うクイーンの音楽にあわせて何かを描写して踊るように、って。それから氷上で、即興的に演技をしてはチョクトー、ロッカー、カウンターといったターンをしたり・・・

I: ワジムはスケートをしないので、ホールで練習して仕上げをします。でも彼も氷の上で僕たちと歩いたり、フェンスのところに立って助言したりしてくれますよ。


新しいフリープログラムをもっと良く理解するために、どのような物語を思い描いているのですか?

I: 初めに物語を考えついて、それを後から徐々に自分たちのための詳しいシナリオとして描いていきました。それぞれのステップ、それぞれのエレメント、ターン、ジェスチャーを利用して、僕たちにとってはそのひとつひとつが何らかの意味をもっているんです。僕たちは、少しの間はサーシャがやり、僕がやるのだと分かっています。プログラム全体を深い意味が貫いているんです。その意味は自分たちには分かっていますが、観客にも示そうとしているところなんです。

プログラムのテーマをもう一度聞かせてもらえますか?

A: 人間が生まれるんです。それがイワンで。

I: その人生を導くのが彼を助けてくれる人、ミューズ、守護者ですね。それがサーシャなんです。
彼は大人になって自分でことを為すようになり、選択の時を迎えています。守護者は主人公が必要な進路を選ぶのを助け、彼の背中を押し、言葉で説明し、目的へと導くんです。

A: けれども愛がなければ不可能なんです。プログラムには主人公の間に関係が生じる、抒情的な瞬間があります。やがて若者は何でも自分でできると考えて、保護から逃げ、自由になろうとします。けれどもそううまくはいかなくて・・・数々の失敗の後に守護者であるミューズが、再び彼を救い上げて教え導くんです。

I: 全体として、プログラムでは僕は反抗的で、クレイジーな奴なんですよ。


実生活でもですか?

I: 違いますよ。実生活では、僕は落ち着いた穏やかな人間です。

A: ワーニャはときどき爆発することもあるけれど、ほんのちょっとの間のことなんです。怒ってもすぐ冷静に戻るんですよ。急にカッとなるけれど、1分後にはケロッとしています。私が笑うと笑い返してくれて。私たち、ケンカにはならないんですよ。





フリーダンスの主題は、当初聞いていた「ミューズに霊感を受けてスターに上り詰めて行くフレディさん」から変わってきたようですね。親子の関係、あるいは神と人間(放蕩息子の帰還的な)、地球と人間の関係を描いているようでもあり・・・何だか壮大になってきた(笑)。
ってことはロックスター・ブキンは無しになっちゃったのか・・・それはちょっと残念。
でもまぁ、反抗期なブキンくんと慈愛に満ちたステパノワちゃんを堪能すればよいということですな。

いつもいい人オーラ全開のワーニャが爆発するところって想像つかないけど・・・しかし1分後には怒っていたことさえ忘れているというのは、すっごく想像できる!


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