答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

某月某日Aさんと

2019年03月14日 | ちょっと考えたこと

断っておくが仕事の話ではない。そして白状しておくが、いかにも善人然として日々駄文を書き連ねているわたしは、根っこのところではかなりの腹黒だし、他人の悪口大好き人間である。だからこそ、そこのところを踏まえつつ、反省と開きなおりの繰り返しを生きてもいる。

と前置きをして話を進める。

 

誰かに腹を立てても、誰かのせいにしても、ことは動かない。

たいせつなのは前を向くこと、前へと進めること。

今はそれだけを考えてやって行こうと思ってます。

 

某月某日、わたしに向かってそう言う知人(仮にAさんとしておこう)に、

「ほ~、ええことゆうやないの。ずいぶんと人間ができてきたやんか。じつにええ心がまえや」

と返答するわたしは、あいかわらず人間ができてないことこのうえないが、そんな自分の事情はうっちゃっておいて平気で少し揶揄するような口調を使ってしまうイヤなオヤジだ。

しかし、そんなわたしの態度は気にもとめず、 

「なに言ってるんですか。今までなんべんもアナタが私に言ってくれたことじゃないですか」

と大まじめで返す彼。

「う、うん・・・」

と、とたんにドギマギしてしまってマトモな言葉を返すことができないわたしに、

「本当にそうですよ。他人の悪口を言っておきゃあその場の憂さは晴れるかもしれませんけど、現実はなんにも変わらない。目的はなにかを考えると、他人を避難しているヒマはない」

と、これまた真剣な物言いをつづけるAさん。

攻守ところを変え、なんだかわたしが説諭されているような気分になってしまった胸の内を努めて隠し、

「ほらほら、オレもたまにはええことゆうやろ?」

などと、照れ隠しも手伝ったのだろう、はぐらかすような口調で会話をつづけた。

 

ときとして「ひらめき」、ときとして「思いつき」、そして場合によっては「その場しのぎ」。

そんなわたしの言葉を胸にとめ、自身の行動規範としてくれている人がいる・・・

「いやあ、ありがたいなあ」

そんな感傷に浸りかけた刹那、


「オマエもそうせえよな」


背後から別のわたしにそう言われたような気がして、

ふり向いてボリボリとアタマをかくオジさん。

 

 

 

 

↑↑ 土木のしごと~(有)礒部組現場情報

 

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