答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(山口周)を読む

2019年04月15日 | 読む(たまに)観る

先週、愛知三重行の道中に読んだ本。

 

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

経営における「アート」と「サイエンス」

(光文社新書)

山口 周
光文社

 

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昨今のグローバルカンファレンスではよく「VUCA」という言葉が聞かれます。もともとは米国陸軍が現在の世界情勢を表現するために用いた造語ですが、今日では様々な場所で聞かれるようになりました。「VUCA」とは「Volatility=不安定」「Uncertainty=不確実」「Complexity=複雑」「Ambiguity=曖昧」という、今日の世界の状況を表す四つの単語の頭文字を組み合わせたものです。

このような世界において、いたずらに論理的で理性的であろうとすれば、それは経営における問題解決能力や想像力の麻痺をもたらすことになります。

(Kindleの位置No.140あたり)

物事が複雑に絡み合い、しかも予測できないという状況の中で、大きな意思決定を下さなければならない場面では、論理と理性に頼って意思決定をしようとすれば、どうしても「いまは決められない」という袋小路に入り込むことになります。このような問題の処理については、どこかで論理と理性による検討を振り切り、直感と感性、つまり意思決定者の「真・善・美」の感覚に基づく意思決定が必要になります。

(No.430あたり)

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当然のことながら、読み進めつつ脳裏に描いていたのは経営のことなどではなく、「土木のしごと」における「現場」のことだ。

土木技術者にとってたいせつなものをひとつだけあげるとすれば、それは「感性」だと、広言してはばからないわたしだもの、ふむふむナルホドそりゃそうだものと、Kindleのページをスライドする手がやめられないとまらない。わたしのツボにはまる言説のオンパレードに、「かっぱえびせん」状態になった脳内をどうどうと落ち着かせながら、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を読んだ、今年度最初にして平成最後の遠征だった。



 

 

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